反意語で意味の違いを理解する執筆A.Y.》

「反意語」とは、あることばに対して反対の意味をもつことばのことです。

例えばlongとshort,fastとslow,oldとyoungなどは互いに反意語であるといいます。

別なところでも述べたように、日本語と英語はしばしば意味の区切り方がずれているので、英語で反意語を覚えておくと、単語の意味の範囲を正しく理解するのに役立ちます。

もっとも、すべての単語に反意語があるわけではありません。

大まかに言えば、形容詞や副詞には反意語のあるものが多いのですが、名詞には少ないといえるでしょう。

日本語と比べながら例を挙げてみます。

日本人がよく間違えることばとしてwrongがあります。これはright(正しい)の反対で、「間違っている」という意味です。

ところが、It is wrong to tell a lie.(うそをつくことは悪いことです)のように、日本語に訳すと「悪い」と訳した方がよいことがあるのでうっかり間違ってしまうのです。

例えばYou are wrong.を「君は悪い」と訳してしまうような間違いです。

正しい訳は「君は間違っている」でも、まだ不十分で、「君の意見・主張・考えは間違っている」です。

wrongはたとえ「悪い」と日本語で訳すときでも、「道徳的に間違っている」とか「論理的に間違っている」という意味で「悪い」ということです。

あくまでもwrongはright(正しい)の反意語であるということをしっかり覚えておいてください。

この点で「性質・程度が劣っている」という意味での「悪い」であるbad、そしてその反意語のgoodとはっきり区別ができます。

例えばIt's a bad answer.とIt's a wrong answer.という二つの文を比べてみると、前者ではbadはpoorの意味であって、必ずしも答えが間違っているということではなくて、答え方が技術的にまずいことをいっています。

それに対して、後者は答えが誤りであることを意味しています。

ところで、反意語は一つの単語に一つしかないわけではありません。

例えばoldが「年取った」という意味のときはyoungが反意語であり、「古い」という意味のときはnewが反意語です。

shortも「長さや時間が短い」の意味ではlongが反意語であり、「背が低い」の意味ではtallが反意語です。

また、boyとgirl、blackとwhiteのような組み合わせは、かなり対照的ではありますが、正反対というほどではありません。

そこでこのような組み合わせは反意語と呼ばずに「対照語」と呼ぶことがあります。

対照語も反意語と同じように組み合わせとして覚えておく必要があります。

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