コロケーションを覚えよう執筆A.Y.》

「コロケーション」は、単語と単語との結びつき方のことです。

ことばには、かなり自由にほかのことばと結びつくものとそうでないものとがあります。

例えば日本語では「碁を打つ」や「将棋をさす」という言い方は結びつきが決まっていて、これを逆にして「碁をさす」とか「将棋を打つ」とは言えません(ただし、日本語の「する」はかなり広くいろいろなことばと結びつくので「碁をする」とか「将棋をする」とは言えます)。

一方英語ではplay chessのように「チェスをして遊ぶ」という言い方をします。

英語ではゲームやスポーツはplayするものとして考えられているのに対して、日本語では「打つ」とか「さす」という動作を描写する言い方をするのです。

コロケーションは、熟語などよりもずっと範囲の広いものです。

よく考えてみるとわかりますが、どんなことばでも他のことばとの結びつきにおいて制限がないものはありません。

このような制限は日本語と英語で共通のものも多いのですが、違うものもかなりあります。

日本語と英語が同じ言い方である場合は間違えることはありませんから、英語を学習する際には日本語と異なるコロケーションに注意するようにしてください。

いくつかの例を挙げて、日本語と英語のコロケーションの違いについて見ていきましょう。

動詞と名詞の結びつきを見てみましょう。

例えば日本語では「スープを飲む」と言いますが、英語ではeat soup(スープを食べる)という言い方をします。

英語ではナイフやフォーク、スプーンなどを使って食べ物を口へ運び食べる動作をeatで表わし、口を直接コップや飲み物に当てて、食器の助けなしに飲む動作をdrinkで表わすのです。

スープはスプーンですくって口へ入れるのでeatを使います(ただし、カップ入りのスープをカップに口をつけて飲むのであればdrink soupでかまいません)。

また日本語では「お茶を入れる」と言いますが、英語ではmake tea(お茶を作る)という言い方をします。

これはお茶を飲む習慣の違いからきていると言われています。

欧米ではtea timeになると、きちんとテーブルに食器や菓子などをセットしてちょうど食事と同じようにしてお茶を飲むのがふつうですが、日本では仕事中でも勉強中でも、時間にかまわずよくお茶を飲みます。

だから日本では「お茶を作る」などという大げさな言い方をしないということです。

それから日本語では「かぜをひく」と言いますが、英語ではcatch (a) cold(かぜをつかまえる)と言います。

さらにcatch the last train(最終列車に間に合う)、catch fire(火がつく)、not catch the last word(最後の単語を聞き落とす)といった、catchのコロケーションをみてみると、日本語の「つかまえる」のコロケーションとはかなり違うことがわかります。

これまで見てきたようなものは、聞いたり読んだりしてその意味を理解するのはそれほど難しくありませんが、自分が英語を使って表現するとなると、なかなか思いつかないものです。

コロケーションは一つずつ覚えていかなければなりません。

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