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英単語あれこれ(13)執筆A.Y.》

considerate/thoughtful

英米の親に、自分の子供にどういう人間になってほしいと考えているかを聞いてみると、considerateな人間になってほしいという答えが多いそうです。

英米人の日常生活で、May I help you?とかI'm glad I could help you.とかIf I could be of any help,などのように、helpがよく使われるのも、その表われかもしれません。

実際、英英辞典でconsiderateはkind and helpfulと、thoughtfulはkind and always thinking about how you can help other peopleと説明されています。

「和」を尊ぶ日本人にとっても「思いやり」(=他人の身の上や心情に心を配ること、察して気遣うこと)は大切なことですが、英米人にとってのconsiderationやthoughtfulnessには「相手の感情を害さないこと」のほかに「相手に選択の自由を与えること」も含まれるようです。

considerateであることは、人のことにinterfereするのを避けることにもつながってくるのです。

例えば「日本人は喫茶店などで同伴者のコーヒーや紅茶に「砂糖何杯入れる?」などと聞くことを思いやりと解釈するが、英語国民から見るとこれは少なからずおせっかいと感じられる行為」だということです。

一方英米人が人をhelpする場合に、押しつけるような親切はしないでさらっとしていることもよく指摘されます。

competent/confident

日本の職場でも最近は、ある人が有能かどうかがまず問われるようになりましたが、以前は、それだけでなく、あるいはそれよりも、縁故関係や学歴・学閥関係、過去の在任期間など、その人の背景的なことが配慮されていました。

ただし今でも、本人が自分で自分の有能性について言うことは差し控えるのが日本の社会的なルールになっています。

アメリカではどの職場でも、まずcompetentな人物が高く評価されると言うことができるでしょう。

そして、自分がcompetentであるという自信をもっている、ということを自分で表明してよい社会なのです。

就職や入試の願書の中にconfidenceの有無を問うたり述べたりする欄があるのもその一例です。

ですから、日本人がときどき言うように「私は自信がありませんけれどやってみます」などと英語で言ったら、いかにも頼りなげで、意欲に欠ける人というネガティブなイメージを与えてしまうでしょう。

アメリカ人が書いた履歴書には、必ずといってよいほどI am confidentとかI am competent enoughと述べられているそうです。


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