英語表現収集術(2)《執筆A.Y.》

そのほか、新聞記事・雑誌なども書籍と同様に扱えます。

特に最近ではweb siteにおいて記事の無料検索およびダウンロードができる場合も多いので活用しない手はありません。

また、同じ印刷物の中でも、子供向けの本も、子供向けに難解な表現をどのようにパラフレーズして説明するかを知ることができ、参考になります。

しかしながら、書籍等の印刷物だけでは生の英語の実態がなかなかつかみにくいところもあるので、やはり、口語表現や生活語彙を含むソースが必要です。

日本にいるならば、そうした英語の収集にはTV番組や映画が主たるソースになります。

もちろん、英語圏での旅行の機会があれば、これはフィールドワークのチャンスです。

ぜひ、24時間メモを取れる環境を作っておきましょう。

収集の対象になるのは、パンフレット、掲示、館内放送、個人的会話など、生活経験のすべてが収集のチャンスになります。

目と耳を最大限に使って表現収集に心がけてください。

それから、英英辞典の定義自体も役立つ用例を提供してくれます。

この場合、あらかじめ意味を知っている見出し語の定義を使うのがポイントで、そうすることによって、用例収集のトップダウン処理が可能になります。

例えば、「先にいくほど細くなる」という内容を表現したいのであれば、「先にいくほど細くなる物」を考えて、その定義を見てみればいいのです。

cone(円錐)の定義が参考になります。

a solid shape with a round or oval base which narrows to a point …

ここから、narrow to a pointが使えそうだとわかります。

このように、意味をすでに知っている見出し語の定義を使っているからこそ、概念と英語表現を結びつけることができるのです。

いくら苦労して集めても、そのほとんどがすでに辞書に含まれているものではないか、辞書を見ればそれでいいのではないか、と考える方もいるかもしれません。

実はそうではありません。

まだまだ連結情報が辞書に載っていない項目は多いですし、たとえ載っていても実際の用例のほうがより多くの情報を提供してくれることも多いのです。

用例から得られた情報が、その表現自体をより深く知る手がかりとなるのです。

ですから、辞書にありそうだからといって、これはと思った表現をメモしないでおくのは、みすみす有益な情報を見逃していることになります。

ぜひ、表現力アップのために表現収集を続けていくようにしてください。

(終)

英会話学校/英会話スクール 英語学校/教室 東京新宿

<特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし>

記事は当サイト独自のものでNCCとは関係ありません