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英単語あれこれ(12)執筆A.Y.》

introduce/party

アメリカ人は日本人に比べて、人と人とを引き合わせることにかなり積極的に気を配っているように見えます。

そのための場がpartyです。

英米でpartyといえば、たいていは個人の家で開くもので、飲食よりもむしろ会話や人との交流を楽しむためのものです。

なお、英米人に"We are giving a party at home this weekend. Can you come?"と言って招待する人がいますが、今述べたように英米でpartyといえば「ホームパーティー」(和製英語)に決まっているのでat homeは不要です。

英米のような多民族国家では「人々と友好を深め、それを絶えず確認する」必要があるので、partyが重視されています。

そうした国には、「partyの開始から終了までに何人の新しい友人を作れるかで人の社交性を評価する傾向」さえあるそうです。

lie/liar

日本人は、相手が言ったことに対して軽い気持ちで「うそー!」と言いますが、これを英語に直訳してYou're telling a lie.とかYou're a liar.などと言ってしまったら、本気で相手をうそつき呼ばわりしたことになって、相手を傷つけるか怒らせることになります。

「そんなのうそでしょ?」という軽い受け答えに適切な英語表現は、You're kiddingとかNo kidding.などです。

これらは思いがけないことを耳にして驚いたときに、「冗談でしょ?」「まさか!」という意味合いで使います。

英語のlieは、人をだまそうとする意図をもつ、悪意を含んだうそを指し、常に罪悪という感覚が伴う、非常にきつい語なので、使う際には十分に注意を払う必要があります。

相手とけんかでもしているのでなければ、使わない方がいいでしょう。

liarにも相手を道徳的に非難するような強い響きがあります。

obedient

英和辞典ではこの形容詞に「従順な」「素直な」といった訳語がよく当てられています。

この日本語からは多くの人がプラスイメージをもつのではないでしょうか。

しかし、英語のobedientには「独立心の欠如」を感じさせるところがあり、「気弱な」という意味合いが含まれているのです。

英語ではむしろマイナスイメージの語なのです。

obedientは子供について使うには問題はありません。

ロングマン、ケンブリッジ、オックスフォードのいずれの英英辞典も次のような用例を載せています。

an obedient child(自主性のない、盲従タイプの子という含みがあります)

Students are expected to be quiet and obedient in the classroom.

He was always obedient to his father's wishes.

しかし、自立が重んじられる社会で、大人に対してobedientを使うと失礼にあたります。

「人の話によく耳を傾けてくれる」「協力的だ」というつもりで、人の協調性や柔軟性に言及するのなら、英語では(be willing to) take other people's advice, be cooperativeなどの言い方が適切です。


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