特殊英語辞典(1)《執筆A.Y.》

英語を読んでいて困ることのひとつは、映画のタイトルやテレビドラマ、世間を騒がせた有名人・事件、英米人なら誰でも知っている映画スターや歌手の名前、商品名やファッションや流行語がピンとこないことです。

このような情報を教えてくれる辞典といえば以前は「最新英語情報辞典 第2版/\3,226 小学館「英和商品名辞典/\4,410 研究社でしたが、1994年に出た「リーダーズ・プラス/\23,447(縮刷版\10,500)研究社とそのCD-ROM版は驚異的な情報量を提供してくれます。

従来から定評のあった「リーダーズ英和辞典 第2版/\7,980 研究社に収録し切れなかった口語・俗語・卑語、人名・地名、建物の名前、商品名、文学・民話・神話上の架空の人名・地名、科学や政治・経済の用語、雑学的な情報と大衆文化というふうにありとあらゆる情報が19万語収録されており、「リーダーズ英和辞典」とあわせて45万語の収録語数を誇っています。

翻訳を志す人には必需品ですが、一般の英語学習者にとってもその価値は計り知れません。

本書と「ランダムハウス英和大辞典 第2版/\15,120 小学館とあわせれば、たいていの情報はこの2冊でまかなえます。

しかし、こうした大辞典に欠点がないわけではありません。

それは、大辞典の類はどうしても出版に小回りがきかないので出版されたときからもう時代遅れになる運命を背負っているということです。

そのため、こういうときには小回りのきく「時事英語情報辞典/\3,780 研究社が便利です。

本書の最新情報は時代の移り変わりの激しい1990年代を扱う上で不可欠です。

adult children, EQ, hate crime, Product Liability Law, Unabomberなど、これらの項目だけを見てもその情報のもつ新しさとセンスのよさがうかがえます。

また「アメリカ日常語辞典/\3,873 講談社もすぐれています。

All about Americaという副題からもわかるように現代アメリカの「生活に密着した」「素顔の」英語の日常語を扱っています。

日常語でありながら、あるいは日常語であるがゆえに、普通の辞書・事典にあまり詳しく扱われていない語句を、見出し語だけでも8,000を超える項目にわたって、著者の実体験に基づいて記述してあり、辞典とはいえ、著者の息遣いが聞こえてきそうです。

写真も多く載っており、生活語彙不足の日本人英語学習者には得るところの多い辞書です。

巻末の索引も詳しく利用価値が高いです。

「英語話題事典/\2,730 ぎょうせい」は、類書の中では最も大部なもので、それだけに取り上げている項目も実に多種多様です。

「何でもかんでも入っていて、単行本を10~20冊読むのと同じだけの知識が盛り込まれているはずである」とする刊行の言葉は、看板に偽りなしと評してもよさそうです。

主にアメリカの文化・風俗・習慣などを35の大項目に分け、その中に小項目を立てて扱っています。

大きな特徴としては、本文がすべて日本語で書かれており、必要と思われる英語表現は下欄にまとめられていることです。

また参考文献が、それぞれの項目をより詳しく知りたい読者には役立つはずです。


「特殊英語事典(2)」に続く

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