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英単語あれこれ(10)執筆A.Y.》

belong

英語では、人が組織や団体に所属しているというとき、特に日常会話では、belong toよりもbe a member ofやbe inが用いられる傾向があります。

また、日本人の中には「〜会社の社員です」とか「〜学校の学生です」といった意味を「belong to+会社/学校」と表わす人がいますが、こういう場合英語ではbelong toは使いません。

よく指摘されるように、日本人は、学生時代から社会人時代を経て老後に至るまで、大小さまざまな組織(例えば在学の学校、学校のクラブやサークル、卒業すればOB会、社会では、会社や社交クラブなど)に「所属している」という意識を強くもっています。

しかし英米人は、学校や学校のクラブやサークル、会社などにbelongしているという意識は薄く、ないのも同然といってよいかもしれません。

そもそも学校や勤め先は、英米人にとって一生涯いるというところではありません。

たかだかほんの数年いるだけです。

勤め先にしても、アメリカ人などはよりよい条件のところにいつでも転職したいと思っているのですから、belongしている意識などはないようです。

belong toを使うのは長い年月その組織のメンバーになっている場合なのです。

では、彼らがbelongしているもの何かというと、それは例えば、恋人同士、夫婦同士、それから幼い時から通っている教会(宗派)であるといえるでしょう。

freedom/liberty

freedomとlibertyはしばしばほぼ同じ意味で使われますが、freedomは「束縛や制限がない状態」を表わし意味の幅が広く、libertyは「自由に発言や行動をする権利」を強調する語です。

英米人の考えるfreedomなりlibertyと、日本人の考える「自由」とは異なるところがあるようです。

多くの日本人にとって自由とは、自分の好きなことができることをいうのではないでしょうか。

しかし英米人は、自由ということについて「他人の自由と抵触しない範囲で自分が好きなようにできること」と言っています。

「他人の自由と抵触しない範囲で」という条件つきの自由なのです。

したがって、freedomやlibertyには日本人からみると不自由なところがあるのです。

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