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英会話学校で学ぶ方へ・上級者編執筆A.Y.》

中級者編同様、英会話学校の効果的な活用法をいくつか挙げてみたいと思います。

ネイティブ教師に一人の人間として関心を持ってください、ということは中級者編でも述べました。

教師の出身国についてたずねれば、きっと身を乗り出して、楽しそうに故郷のことを話してくれるはずですが、上級レベルの方であれば、ネイティブ教師が大学時代に専攻していた分野について聞いてみるのも、知的刺激に満ちた話が聞けて非常に興味深いでしょう。

政治学、法学、経済学、歴史学など、自分が大学で研究していたことを、熱心に話してくれます。

直接英語の学習にかかわることでは、例えば、トランスクリプトがどうしても手に入らない音声をディクテーションしたものを持っていき、ネイティブ教師に音声を聞いてもらって、自分が書き取ったものをチェックしてもらうのもいいでしょう。

それから、ぜひやっていただきたいのは、発音の矯正をしてもらうことです。

何年も英語を勉強されて上級レベルまで上達された方でも、案外、簡単な単語でも我流の発音になっていることがときどきあります。

ある程度まとまった長さの英文、例えば、英字新聞や英文雑誌の記事を素材にするのがいいでしょう。

自分と教師の分のコピーを用意して、1部を教師に渡して、自分が声に出して読んでいきます。

おかしな発音やアクセント、イントネーションなどをていねいに直してくれるはずです。

仕事に関係することでは、ネイティブ教師にビジネスレターや文書の添削をしてもらう、あるいは、会社によっては昇進試験で英語による面接を受けなければならないことがありますが、その面接の前に、ネイティブ教師に模擬面接をしてもらう、プレゼンテーションの練習相手になってもらう、などが考えられます。

また仕事によっては、その分野に関する専門的な文献を翻訳しなければならないこともあります。

そのようなとき、社会的・文化的な背景知識が不十分なために、非英語圏の人間にはどうしても理解できない英文にときどき出くわします。

そういう疑問も、ネイティブ教師に聞けばたちどころに解決することが多いので、遠慮せずにきちんと質問しましょう。

それから、ほとんどの場合、ネイティブ教師は自分とは専門分野が異なります。

自分の専門分野に関して素人であるネイティブ教師に説明をするのは、英語でわかりやすい説明をするよい練習になりますから、ぜひ、自分が仕事で専門にしていることをネイティブ教師に話してみましょう。

日本語でもそうですが、日常会話というのはすべてが重大な話題から成り立っているわけではありません。

どうでもいいような雑談が大半を占めているものです。

とくに意味のない雑談、いわゆるsmall talkに慣れておく練習に英会話学校のレッスンを利用することもできます。

英会話は上級になればなるほど、何を話すのかが重要になっていきます社会のさまざまなことに関心を持ち、話題が豊富な人のほうが早く上達します。

Small talkの最中に、押し黙ってしまって何も話題を出せない、ということがないようにしましょう。

ご存知のように、英語圏の人々にとって沈黙はかなりの苦痛であり、避けなければならないものです。

ですから、レッスンの最中は、絶対に沈黙を作らないという気持ちで、次から次へと話題を探し、どんどん話を進めていく練習をしましょう。


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