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英語活字メディア・英字新聞(3)執筆A.Y.》

外国発行の英字新聞(1)

はじめに、日本の新聞と英米の新聞の違いを挙げておきます。

英米の新聞の紙数はだいたい40ページから50ページにおよび、さらに日曜版は100ページ近くにもなるというボリュームです。

しかも、広告の数も日本のそれとは比較にならないほど多いのです。

そのせいか、どの新聞も値段が高いです。

日本では、大手新聞社が全国紙を発行し、同じニュースが同じように報道されて画一的に地方のすみずみまで伝わるという傾向にありますが、それとは対照的に英米では、ローカル色の強い地方紙が優勢で、それだけ個性的で、多様性に富んでいます。

もっとも、米国のThe New York TimesやThe Wall Street Journal、英国のThe TimesやFinancial Timesは、国内だけでなく、国際的にも強い影響力をもっています。

英米の新聞のローカル性と多様性は、英米文化の特色である個人主義に根ざしたものと考えられますが、その個人主義の表れと見られるのが署名記事の多さです。

日本の新聞も最近は署名記事が増えてきましたが、英米の新聞に比べればまだ少ないようです。

真実に対する徹底した追求姿勢も日本との違いかもしれません。

特に事件の報道などでは、しばしば残酷な写真とともに、事実をありのままに伝えることに徹しています。

その点日本の新聞の報道は、どこまでもあいまいさが残るような気がします。

次に、英米発行の英字新聞は、国際的に大きな出来事について、生の情報を得たいときに読む、日本のメディアですでにつかんでいる情報を別の角度から眺めてみるために読む、あるいは、日本のメディアでは情報不足な海外のニュースをもっと詳しく知るために読む、といった読み方がおすすめです。

こういったことこそが、日本にいながら外国発行の英字新聞をわざわざ読む、最大のメリットといえるでしょう。

そのためには、普段から国内発行の英字新聞や日本語の新聞で、関連するさまざまな情報に接して、背景知識を蓄積しておくことが必要です。


「英語活字メディア・英字新聞(4)」へ続く


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