留学生のための精神衛生(2)執筆A.Y.》

毎日の勉強に追われていると、ついつい運動不足になります。

適度に身体を動かすのは、当然健康にもいいですし、頭もスッキリします。

ご存知の方もいるかと思いますが、アメリカでは、スポーツに対する態度が日本とはかなり違います。

日本にいるときには、運動が苦手なことに対してコンプレックスをもっていて、積極的にスポーツをしようという気持ちにはならなかった人もいるかと思いますが、アメリカではみんな下手でも気にせず楽しそうにやっています。

運動の得意な人なら、チームスポーツにも参加できますし、スポーツを通じて友達もできます。

汗を流せば気分転換にもなりますので、定期的に体を動かすようにすることをおすすめします。

体を動かすということでは家事もおすすめです。

気分転換として精神衛生上いいのは、大学の外で、自分の勉強とは何の関係もない活動をある程度することです。

趣味の活動でもいいし、ボランティアやアルバイトでもいいし、何か習い事に行くのでもいいでしょう。

とにかく、大学の勉強と関係のない活動を生活の中に組み込むことが大切です。

大学の生活だけではわからない、アメリカのさまざまな面も見えてきます。

大学の外で何かをすると考えること自体、勉強が忙しく余裕がなくて難しいかもしれません。

また、交通手段を考えると、行動範囲も限られてくるかもしれません。

しかし、大学の外の活動というのは、物理的に大学から離れているところにあるとは限りません。

キャンパスの中でも周辺でも、地域の人々がいろいろな活動をしているはずですから、自分が興味のあるものを見つけて参加すればいいのです。

とにかく、大学での自分の生活を、少し距離をおいて見るだけの余裕をもつことが大切です。

しかしながら、いろいろと工夫してやってみても、どうしても精神的につらいときがあるかもしれません。

そういうときは、恥ずかしがらずに、助けを求めることです。

自分の精神状態を素直に話せる相手であれば、日本人の友人でも、担当の教授でもいいでしょう。

最近は日本でもカウンセリングに通う人が増え、精神衛生に対する意識も社会的に徐々に高まってきていますが、アメリカに比べるとまだまだ、精神の専門家に相談するということに対する抵抗感が強いようです。

しかし、アメリカでは、カウンセラーやセラピスト、精神科医に通うことは全然珍しくありません。

カウンセリングやセラピーを受けに通うことは、少しも恥ずかしいことではないし、通っているからといって変な目で見られることもありません。

もちろん、カウンセラーやセラピストが自分の悩みをすべて解決してくれるわけではないし、すぐには目に見える効果はないかもしれません。

しかし、何もしないで一人で悩んでいるよりも、精神衛生のために自分は何かをしている、と思えることが大事なのです。

だから、精神的に苦しくて絶えられなくなったときには、精神の専門家を訪ねるという選択肢があることを、決して忘れないでください。

(終)

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