大学院留学を志す方へ執筆A.Y.》

大学院への留学を志す方にじっくり考えていただきたいことをいくつか挙げます。

まず、大学院レベルの勉強とはどういうものなのかがわかっているかどうか。

アメリカの大学の話に限っても、大学院で要求されるものは、学部レベルでの勉強とは質・量のどれをとってもまったく違います。

まして、平均的な日本の大学の学部レベルでの勉強と、アメリカの大学院での勉強では、大変さがまるで違います。

ですから、大学院レベルの勉強とは何かがよくわかっていない人は、ある程度日本で大学院レベルの勉強をしてみて、自分が本当にそれをやりたいかどうかを考えてから、留学を具体的に検討すべきです。

次に、基礎的な勉強の技術が身についているかどうか。

もし基礎的な勉強の技術が身についていなければ、留学して初めの数年間はその技術を学ぶだけで相当のエネルギーを消費することになるでしょう。

これらの技術は、日本で十分に学べるのです。

日本にいながら、日本語で学べることを、わざわざアメリカに行って英語で学ぼうとするのは、いろいろな意味で無駄が多いといえるでしょう。

ですから、日本にいる間に基礎的な勉強の技術を身につけてください。

基礎的な勉強の技術には本の読み方などが含まれますが、なんといっても、ペーパーの書き方です。

ご存知かと思いますが、日本人留学生がもっとも苦労することのひとつがペーパー書きです。

内容ももちろんですが、議論の進め方や文章の組み立て方といった基本的技術を身につけていない留学生が多いのです。

ペーパーの書き方については、日本でもさまざまなハウツー物が出版されていますし、研究書や論文を読みこなせば、少なくとも形式は理解できるはずです。

それから、大学院で通用するだけの英語力があるかどうか。

日本の高校や大学で英語が得意だったというだけのレベルではアメリカの大学院では通用しません。

特に文系の場合、一日一冊くらいのペースで研究書を読みこなすことができなければ授業にはついていけません。

普通、日本の大学でそんなに大量の英文を読まされることはまずありませんから、単なるリーディングの量だけで、たいていの留学生は圧倒されます。

さらに、当然授業は高度な内容について英語で行われます。

そして前述のペーパー書きがあります。

読んだり話したりすることはかなりできる人にとっても、きちんとした英語を書くことは決してやさしくありません。

まして、ごく普通に日本の学校で英語教育を受けてきた人は、文法的に正しい英文を数パラグラフ書くだけでも相当な労力を要します。

ひとつのコースだけでも全部で30ページくらいのペーパーを書くことが求められるのが普通ですし、修士論文や博士論文を書く段階になったら、それこそ数百ページの論文を英語で書かなければなりません。

自分の英語力でそれが可能かどうかよく考えてください。

そして、今の自分にはそれだけの英語力が不足していると思う人は、まず英語の勉強に費やす時間とエネルギーをこれまでの十倍は増やしてみるという覚悟が必要です。

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