日本人と英語執筆A.Y.

日本人にとっての英語は、気になるけど憎らしい、愛憎半ばした相手にたとえられることが多いようです。

第二次世界大戦後から現在に至るまで、英語は日本人にとって常に重要な存在であり、議論の的であり、「英語ブーム」と言われる状況がこれまでに何度もありました。

終戦直後に発行された「日米会話手帳」が400万部の大ベストセラー、翌年にはNHK「英語会話」のラジオ放送開始、つまり英語ブームは終戦直後から始まったのです。

その後も、1964年の東京オリンピックや70年の大阪万博などが契機となって、何回もブームがあり、戦後はずっと慢性的な英語ブームが続いているといえるかもしれません。

英語教育をめぐる議論も1970年代の平泉・渡部論争をはじめ果てることはなく、英会話学校の乱立についてはいうまでもありません。

しかしながら、日本人の英語欲が満たされたためしはなく、今日にいたっています。

英語を世界の国際言語と考える視点から、これからの日本人の英語学習において必要と考えられることをいくつか挙げます。

まず、世界の人々が英語で会話をするときの話題は、英米の事柄に限られているわけではありません。

中国人なら中国のこと、インド人ならインドのこと、日本人なら日本のことを英語で話せなければ、英語国際コミュニケーションは何の役にも立ちません。

英語を自己表現のための国際言語と考えるならば、もっと日本のことを英語で読み聞き、そして書いて話す訓練をする必要があります。

特に、日本のことを英語で論理的に説明する訓練は、これからますます重要になるはずです。

次に、日本人は英語で自己表現するときに、発言内容を自分の英語能力に合わせがちです。

英語が未熟だと、それに相応したことしか言おうとしないのですが、これは、特に大人の場合は、相手から教養の程度を疑われたり、社会参加の意志をかんぐられたりするので、大変危険な行為です。

英語が少々下手でも間違っていても、発言の内容に関しては妥協しない態度が重要です。

それから、よく言われますが、英語学習い完ぺき主義は無効です。

英語をマスターしたら使うというのではなく、使いながらマスターするという意識をもってください。

今や、世界最大の英語地域といわれているアジアの人々はかなり自由な気持ちで使っています。

インド人はインド人らしいインド英語、シンガポール人はシンガポール人らしいシンガポール英語を話しています。

日本人は日本式英語でかまわない、というぐらいのおおらかな気持ちで英語に接することもときには必要かもしれません。

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