和文英訳について(1)執筆A.Y.

ある程度の量の英語をインプットした人が、英語をアウトプットする練習として、和文英訳があります。

和文英訳とは、日本語の内容を英語で表現することです。

問題は、この内容を誰が決めるのかということです。

学校の英作文の授業を思い出してみてください。

おそらく、書く内容は教師が決めていたのではないでしょうか。

しかし、英作文とは本来自分自身を表現することなのです。

「自分はこういう日本語の内容を英語で言ってみたい。英語ではどう言うのだろう」というのが英作文のあるべき出発点なのです。

ですから、既製の和文英訳の問題集をやるにしても、内容の点で自分が言いたいことにできるだけ近い問題を選んで取り組みましょう。

問題を自分で選ぶというのは、英文和訳の練習における最も基本的な姿勢ですから、必ず守ってください。

次に、和文英訳の問題の取り組み方について述べてみたいと思います。

几帳面な人というのは、最初から最後まで一題残らずきちんとやろうとしますが、そういう完璧主義はやめましょう。

大切なのは、自己を表現することです。

問題を選んでやってください。

辞書を何回も引かなければならないような問題や、英訳しようという意欲がわかないような問題は、敬遠したほうがいいでしょう。

解答の英訳例がすらすらと読めないような問題に取り組んでも、決して長続きはしません。

また、解答の英訳例と自分の書いた英文が違っていても、あまり気にしないことです。

自分の英文を完全に添削しようとはしないでください。

模範例を絶対視する必要もないでしょう。

問題に取り組むことで、一つでも何かを覚えるきっかけにすれば十分です。

英語力がある程度ついてくれば、少しずつ自分の英文を自分で添削できるようになります。

そのためには、やはりすぐれた英文をたくさん読まなければなりません。

そうすることで、どんな英語が自然で正しいのかを見分ける感覚が自分の中に育ってきます。

ですから、すぐには無理でも、自己添削の可能性を視野に入れておいてください。

また、既製の問題集で勉強を続けていると、それとは別に、「こういう内容を英語で言いたい」という思いも浮かんでくるはずです。

そういうときは、ぜひ日本語でノートに書き留めておいてください。

そうすれば、オリジナルの和文英訳問題集が出来上がります。

自分の言いたいことを英語で表現するのが本来の英作文であることを考えると、和文英訳の問題は自分で作るのが理想です。


「和文英訳について(2)」へ続く

英会話学校/英会話スクール 英語学校/教室 東京新宿

<特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし>

記事は当サイト独自のものでNCCとは関係ありません