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英会話学校へ通う方へ・初心者編執筆A.Y.》

自分の耳を信じて、音を真似る

たくさんのお金と時間をかけ、一生懸命勉強したにもかかわらず、多くの人が基本的なリスニング力に問題を抱えています。

英会話学校の授業の中で聞き、練習している英語が、ネイティブスピーカーが街角で話している英語とかけ離れているからではないでしょうか。

英会話学校に通い始めてしばらくたつと、言ってみれば安全な教室での授業にも慣れ、レッスンはけっこう快適なものになります。

どうやって授業が進められていくのかがわかるようになりますし、わからない英語にぶつかればすぐに教えてくれる教師がそばにいるからです。

そして、このルーティーンを踏んだ授業のやり方に慣れてしまっているのは、生徒たちだけではなく、ネイティブの教師たちもそうなのです。

ネイティブの教師たちは、英語圏のさまざまな国からやってきます。

同じ英語でも彼らのアクセントは、出身国によって微妙に違うものです。

ところが、面白いことに、日本で英語を教え始めて1年ぐらいすると多くの場合、一様に「教師の話し方」とでもいうべき話し方をし始めます。

多くの教師は、授業で生徒のレベルがわかるとそのレベルに合わせた英語を使います。

教師が何を言っているのかを生徒が理解できるように、ネイティブ教師たちの話す英語は、発音がはっきりしていて、スピードもゆっくりです。

しかし、多くの場合、本当のネイティブスピーカーの英語は、すべての単語がくっついてひとつの長い音のように聞こえ、一つ一つの単語ははっきりと発音されません。

ゆっくりで発音がはっきりしていてわかりやすい英語を、安全な教室の中で勉強した後で、その英語を実際に使ってみようと、教室から外に飛び出していくと、ほとんどの場合、少し落ち込んで、行く前より自信を少しなくして帰ってくることになります。

どうしたらいいのでしょうか。

英会話の授業では多くの場合、リッスン&リピート(英語を聞いたとおりに繰り返して言う練習)が行われますが、このとき教師は、本当のネイティブスピーカーのように、自然なスピードと発音で話すはずです。

ですから、自分の耳を信じて、ネイティブ教師の音を真似することに集中してください。

ポイントは、リッスン&リピートの時点では、意味を理解する必要はないということです。

意味や文法のことは考えないでください。

意味については、その前や後でチェックしたり、質問したりすればいいのです。

とにかく言葉の意味を考えないで、聞いたまま、単純にリピートしましょう。そうすると、発音、イントネーション、スピードがみるみる上達するはずです。

はじめのうちは、ネイティブ教師が話すのを聞くことに意識を集中してみるのもいいでしょう。

ネイティブが話すとこんなふうに聞こえるということを知るだけでも、リスニング力は飛躍的に伸びます。

そして慣れてきたら、少しずつ、本当のネイティブスピーカーの話し方を真似て使っていくようにしてください。


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