和文英訳について(3)執筆A.Y.

和文英訳の練習を通して習熟すべきポイントを列挙します。

まず、語句のまとめ方とつなぎ方。

その前提として、ことばで表現するということは、適切に語句をまとめて適切につなぐことである、という認識をもちましょう。

それから、例えば、英語の基本文は「主語+述語+X」、前置詞句は「前置詞+名詞句」にまとめ、この方向につなぐ、といった大原則をしっかり自覚するようにしてください。

次に、文のつなぎ方の論理性。

文と文を修飾関係でつなぐときには、関係詞節や分詞句などが候補になりますが、特に連結に前置詞を必要とする場合には気をつけなければなりません。

例えば、He was respected by the people (that) he worked with.という文ではwithという前置詞が必要です。

それは、He worked with the people.という関係が成り立つからです。

これは一例ですが、文をつなぐときには、このようなつながりの論理性に注意するようにしてください。

それから、読みやすさが求める語順。

読みやすい文体へのセンスを磨いていきましょう。

頭でっかちの文を避ける、とか、修飾する要素と修飾される要素とをできるだけ近づける、といったことに配慮するようにしてください。

例えば、名詞節のような長い目的語のあとに、動詞を修飾する前置詞句を置くよりも、動詞と目的語の間に前置詞句を割り込ませて、前置詞句を動詞に近づけたほうが文全体は安定するのです。

最後に、英語の対峙構造。

英文の骨格は、何かと何かが向き合うことから成り立っています。

主語と述語が向き合い、修飾語と被修飾語が向き合うのが英語です。

ご存知のように、英語は情報を次々に付け足していくことで、右へ右へと伸びていきますが、それでも受け手の理解に負担がかからないのは、そのつど情報が向き合っているからです。

例えば、That is the cat that caught the rat that stole the cheese (that) I bought yesterday.という文も、日本語にすれば理解するのに手間取りますが、英語だと内容が頭にすっと入ってきます。

こういった英語の構造に徹底的になじんでください。

(終)

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