スパルタ英語・英会話 NCC綜合英語学院

辞書の読み方(3)《執筆A.Y.》

「選択制限」を活用する

辞書の訳語に(人が)とか(物が)などの注がついていることがあります。

これは主語にどういう内容の語がくるか(選択制限)を示しています。

何でもないようですが、英語の正しい使い方を知るためには無視できないものです。

例えばconvenientの訳語として「都合がよい」とだけ示してあったとしましょう。

これだけならば「今晩ご都合はよろしいですか」というのは、次のように言えそうだと考えるかもしれません。

*Are you convenient tonight?

このような誤りを防いでくれるのが「選択制限」についての情報なのです。

多くの辞書ではconvenientの訳語を次のように記しています。

「(物・時間・場所などが)都合のよい」

これによって、convenientは人を主語にとらないことがわかります。

したがって、「今晩ご都合はよろしいですか」というのは、正しくは次のようになります。

Is tonight convenient for you?

今度は、目的語に注目してsearchという動詞を考えてみましょう。

これも訳語の「捜す」という部分だけを見て辞書を閉じてしまえば、「ポケットの中をさぐって鍵を捜す」というのを次のようにしてしまうかもしれません。

*search a key in one's pockets

そこで辞書の記述をもっと注意して見てみると「(場所)を捜す」と記されています。

つまり、searchは捜し求めている対象そのものを直接目的語にとらないことがわかります。

正しくは、次のようになります。

search one's pocket for a key

このように、選択制限についての情報は語の用法を知る上で貴重な手がかりになります。

辞書では、動詞の主語や目的語、形容詞の被修飾語、前置詞の目的語などにどういう内容の語がくるのか(選択制限)が、訳語の中に( )で示してありますから、大いに活用してください。


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