カタカナ英語(12)執筆A.Y.》

マスター

日本語の「マスター」は「経営者」や「店主」、特に「バーや喫茶店などの主人」を指しますが、これに相当する英語はmanager, owner, proprietorなどです。

あとの2語が所有者自身を指すのに対して、managerは他人に雇われているマスターにも用います。

英語のmasterは「名人、大家」「主人、雇い主、家長」「飼い主」「修士」などの意味です。

ちなみに、客が「マスター」と呼びかける場合は、Excuse me, sir!とかExcuse me, Mr...!というか、親しい間柄であればファーストネームを用います。

マニア

英語のmaniaからきていますが、これは「熱狂」や「異常な熱中」を指す語で、日本語と異なり、人は指しません。

人を指す場合はmaniacといい、a baseball maniac(野球マニア)、a fishing maniac(釣りマニア)のように用います。

ただし、maniacは病的なイメージが強いので、他人に面と向かってこの語を用いるのは不適当です。

日常的には、「…狂」に相当するbuffやnutなどを用いてa film buff(映画マニア),a golf nut(ゴルフマニア)などのようにいったり、よりていねいにはenthusiastを使ってa sports car enthusiast(スポーツカーマニア)のようにいったりします。

ミス

日本語では未婚の女性を指して「ミス」といいますが、この用法は英語にはありません。

英語ではunmarried womanとかsingle womanのようにいいます。

英語のMissは未婚女性の姓または姓名の前につける敬称です。

同じように、日本語では結婚している女性を指して「ミセス」ということがありますが、これも日本的用法です。

英語ではmarried womanといいます。

英語のMrs.は既婚女性の夫の姓(正式には姓名)につける敬称です。

モニター

英語のmonitorからきていますが、日本語で用いられている「依頼を受けて放送の内容や商品の質などについて意見や感想を述べる人」という意味は英語のmonitorにはありません。

この意味を英語で表わすには、test viewer(テレビのモニター)、test listener(ラジオのモニター)、test user, consumer (reception) tester(商品のモニター)などとします。

ロマンチスト

「ロマンチスト」は英語ではromanticistといいますが、この語は「ロマン派の芸術家」という意味で使われることが多いです。

日本語の「ロマンチスト」は「夢想家」「空想家」を指しますから、romanticやdreamy personを用いるのがよいでしょう。

ただし、これらは文脈によっては軽蔑的なニュアンスをもつことがあります。

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