スパルタ英語・英会話 NCC綜合英語学院

相手との距離に応じた表現を心がける(5)執筆A.Y.》

今度は、距離を小さく保ったり、縮めたりするときに使われる表現を見てみましょう。

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Sit down.
→Do sit down.

上は直接的な表現ですが、それよりさらに一歩相手のところに踏み込んで強くすすめるのが下の表現です。

これはもてなす側が客に対して言うことばです。

遠慮がちの客に対して、その場においては心理的に上位に立つhost/hostessが、心理的な距離を縮めるために、ふつうよりさらに強い命令形で表現したものです。

一般的に、強くすすめる表現は、そのすすめる内容が相手にとって有益である場合に、親密さを示す表現として効果的になるといえます。

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He's tough.
→He's tough, you know.

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自分が話していることに、相手を心理的に近づけようとするときyou knowが使われます。

癖になってしまってむやみに使う人もいますが、抑制的に使用している人は、相手への親密さを示す表現として用いているようです。

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Keep in touch.
→John, keep in touch.

まず相手の名前をよく覚えておくこと、そしてその名前を会話の中でよく使うことが、相手に親密さを示す表現をする上で大切です。

上に比べて下の方が相手を思いやり、相手の心をこちらに引きつけようとする話し手の意図が、ファーストネームの呼びかけによって表わされています。

話の途中、あるいは手紙の中で、相手の名あるいは敬称+姓で相手に呼びかけるのをよく見聞きしますが、これは、相手を認めて親しく語りかけようとする意図の表れです。

"Thank you."だけよりも"Thank you, Kate."と言った方が心を込めて感謝している表現になります。

また、"Good morning."よりも"Good morning, Mr. Smith."と言う方が相手との距離を縮めようとする表現になります。

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Don't talk like this.
→We don't talk like that.

子供に「そんな話し方をしてはいけません」と話し方のしつけをするとき、上の命令形で言うのに比べて、下の方が相手を突き放さないように聞こえます。

命令形の隠れた主語であるyouと話し手を含めてweを使うことは話し手が相手の心理に近づこうとする表われだからです。

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