真剣に学習する人のみ募集 スパルタ英語・英会話のNCC綜合英語学院

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英単語あれこれ(23)執筆A.Y.》

nose

まずnoseはinterference(干渉、口出し)を暗示する語で、よく知られているpoke one's nose into(鼻を突っ込む)という表現があります。

また、He noses out a profit in everything.(彼は何でも自分の利益になることをかぎ出す)のように「何かをかぎつける勘、直感力」を指して用いられることもあります。

これと似た表現にhave a good nose(勘が鋭い、鼻がきく)というのがあります。

またこの語は、arrogance(傲慢)やpride(誇り)などを象徴することもあります。

turn up one's nose at(鼻をつんと上に向ける→〜を鼻であしらう)とかlook down one's nose at(鼻にそって見下ろす→〜を軽蔑のまなざしで見下す)などはともに相手を見下すジェスチャーです。

あの魔法の使える家庭教師メアリー・ポピンズは、nose turned upwards(そっくり返った鼻)でもって、厳格な規則づくめのバンクス家の子供たちを自由に引き回す(lead by the nose)のです。

このlead by the noseは、文字通りには「人の鼻をつかんで引き回す」ことで、ここから比喩的に「人を自分の思いのままに扱う、人を完全に支配する」ことを表わします。

日本語でいう「高い鼻」は英語ではhigh noseではなく、long noseといいますが、日本語の「鼻が高い」に見られるような「誇らしい」という含みはありません。

「低い鼻」はlow noseではなくshort nose, small nose, flat noseなどといいます。

ただし英米では日本ほど鼻の高低は問題とされず、人の鼻の形状をとやかく言うのは失礼なこととされています。

とはいうものの、英語にも鼻の形状を表わすさまざまな表現がありますので、そのうちのいくつかをあげておきます。

aquiline nose「わし鼻、かぎ鼻」,snub/pug nose「しし鼻、あぐら鼻」,bulbous nose「だんご鼻」,upturned nose「上向き鼻」,button nose「子供の丸い小さな鼻」

Wednesday

英語を学び始めたころ、この曜日名のつづりがなかなか覚えられなくて困った記憶があります。

曜日名の由来を調べてみると、月の名前がローマからの借りものであるのに対して、こちらは北欧の神話と関係のあるものが多いようです。

Sundayはthe day of the sunという意味で、太陽に捧げられた日、Mondayはthe day of the moonという意味で、月に捧げられた日です。

TuesdayはTiw's dayということで、Tiwは北欧神話の軍神であり、ローマ神話のMarsに相当します。

WednesdayはWoden's dayということで、Wodenは上記のTiwの父親で、Odinともいいます。

ローマ神話のMercuryに相当します。

ThursdayはThor's dayということで、Thorは北欧神話の雷の神で、ローマ神話のJupiterに相当します。

FridayはFreo's dayということで、Freoは水曜日の由来となったWodenの妻で、結婚の神であり、ローマ神話のVenusに相当します。

SaturdayはSaturn's dayということで、これはローマ神話の農業をつかさどる神Saturnに捧げられた日です。

それでは曜日に関連した表現を2つほど紹介しておきます。

one's Sunday clothes/bestとは日曜日や特別の場合に着る「晴れ着」「よそ行きの服」のことです。

Saturday Night Specialは「安物の小型拳銃」のことで、週末にバーや街頭での喧嘩に備えて携帯したことからきています。

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