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アメリカのテレビ放送(1)執筆A.Y.》

アメリカのテレビ放送は、1941年にスタートし、第二次世界大戦後、受像機の普及に伴って大きく発展しました。

その発展をリードしたのは、1926年にラジオのネットワークとして発足したNBC,同じく1927年に発足したCBS,そして1943年にNBCから分離独立して生まれたABCの3社で、これらは全米三大ネットワークと呼ばれています。

1980年代には衛星放送やケーブルテレビの普及が始まり、テレビの多チャンネル化が急速に進みました。

多数のケーブルネットワークがサービスを開始しましたが、CNNが24時間ニュースを流し続けるニュース専門局として、通信衛星を使ったリアルタイムな報道で独自色を出しているように、各局とも特色ある放送で視聴者獲得に努めています。

アメリカのテレビ放送は、いずれも広告収入を財源とした商業放送です。

いろいろな団体からの寄付や拠出で放送が行われている、PBSという公共放送機関もありますが、日本のNHKなどと比べるとあまり目立たない存在といえるかもしれません。

商業放送中心で視聴率が広告収入を左右するため、激しい視聴率競争が繰り広げられています。

より高い視聴率が求められるのはニュース番組も同じで、各社とも努力を積み重ねてきています。

現在はABCのWorld News Tonight,CBSのCBS Evening News,NBCのNBC Nightly News,CNNのPrime News Tonightなどがメインのニュース番組となっています。

日本でも、一般放送や衛星放送によってアメリカのいろいろなニュース番組を見ることができます。

テレビニュースのスタイル

例えばイギリスのBBC放送が、アナウンサーがニュースを読み上げるスタイルを中心にしているのに対して、アメリカのニュース番組では、アナウンサーではなく、放送記者出身で個性的なアンカーパーソンが司会者となり、現場にいる記者の報告を紹介していくスタイルをとっています。

まずニュース番組のタイトルが、音楽が流れると同時に画面に出て、次にアンカーパーソンのバストショットの画面になり、簡単なあいさつがあります。

続いてアンカーパーソンは、最初に紹介するニュースの簡単な内容とどこから誰が報告するかなどを伝えます。

その後、画面はビデオ映像に切り替わり、記者の現場からの報告に移ります。

記者の報告が終わると、画面は再びスタジオのアンカーパーソンに切り替わり、アンカーパーソンは必要に応じて記者の報告に補足的な情報を付け足しながら、次のニュースの紹介に入ります。

このパターンが繰り返され、最後にアンカーパーソンがあいさつをして番組が終わります。


「アメリカのテレビ放送(2)」へ続く


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