おすすめ本・初心者編執筆A.Y.》

「英語辞典を使いこなす/\998 笹島準一著 講談社学術文庫」

みなさんは英和辞典を何冊もっているでしょうか。

一般的に英語の学習が始まる中学校に入学すると同時に辞書を買ったり、あるいはプレゼントされたりしたことがあるかもしれません。

高校に進学したときに、新たに辞書を買い求めた人もいるでしょう。

さらに大学受験の勉強のために、あるいは大学に合格した記念にまた新しい辞書を買った人もいるかもしれません。

反対に、使い込まれてすっかりぼろぼろになってしまった辞書、というイメージにあこがれて、ある段階で買った、たった一冊の辞書を後生大事に使っている人もいるのではないでしょうか。

しかし自分の英語力を高めたいと思ったら、辞書は学習の段階に応じて買い替えていかなければなりません。

日本の英和辞典は種類が多いばかりでなく、その水準も非常に高く、中学生向け、高校生向け、大学生・一般向けと、使う人のレベルに合わせて自分に合った辞書を選ぶことができます。

辞書に限っては「大は小を兼ね」ません。

英語の勉強を始めたばかりの中学生が十万語以上もある大英和辞典を使っても、何の役にも立たないことは言うまでもないことです。

学生時代、授業中に単語の意味がわからないと困るので、自宅での予習でせっせと英和辞典を引いた経験は誰にでもあるでしょう。

しかし、和英辞典となると、その利用率はぐっと下がるようです。

和英辞典を見て作った英文はたいてい間違っている、といった世間に流布している悪評のせいかもしれません。

しかし、最近の和英辞典はさまざまな工夫がこらされていて、単に日本語と英語を対応させているだけではなく、英作文をするときの注意事項や、中には文化情報まで盛り込んでいるものもあります。

和英辞典をお持ちでない方は、書店で実際に手にとって見てみてください。

学習段階が進むと、いよいよ英英辞典の登場です。

英英辞典を使いこなせるようになって一人前であり、それが理想的であるとよくいわれます。

そのため早くから慣れたほうがいいと、英和辞典を使わないで英英辞典のみでがんばることを勧める人もいるようですが、それは行き過ぎでしょう。

あまり語彙力のないうちに英英辞典を引いても、説明に使われている英語の中にまた知らない単語が出てくることになるので、よくわからなくていらいらしてしまいます。

英英辞典に英和辞典も併せて活用するのが現実的です。

もちろん、単語の用い方とか細かいニュアンスなど、英英辞典を引いた方がはっきりすることもよくあります。

ですから、英和辞典や和英辞典でよくわからなかったら、英英辞典を引いてみると決めておけば、気持ちの上でもあまり負担にならないし、それぞれの辞書の長所を活かすことができるでしょう。

この英和・和英・英英辞典の「連係プレー」の方法についてすぐれた解説をしているのが上の本です。

「英語に関する疑問の90%は、辞典の中に答えがある」とし、「使い切れずに眠る英語・英米文化情報の宝庫」である英和・和英・英英辞典から、豊かで正確な情報を引き出すためのノウハウを詳述しています。

数多い英語辞典の特色とその質的な変遷にも触れていますので、興味のある方は是非一読してみてください。

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