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お薦め教材・上級者編・ライティング(1)執筆A.Y.》

「The Elements of Style/William Strunk Jr.&E.B. White」

英語文章術の古典的名著です。この本には次のようなエピソードがあります。

カーター元大統領が就任して間もないころ、彼の演説が簡潔すぎるのは、わざと程度を下げてその原稿を書いているのではないか、と非難する人がいました。

これに対して大統領の側近は直ちに、TIME誌によれば、次のような趣旨の反論をしたそうです。

「大統領の演説の水準を知りたければ、The Elements of Styleをお読みになるがよい」。

大統領の演説は、この本が主張する「簡潔で明快な文」に相当するということでしょう。

原著者のWilliam Strunk Jr.がコーネル大学で、この本をテキストに使い始めたのが1918年、そのころE.B. Whiteはまだ学生で、Strunk教授からそのテキストで英語を教わりました。

それから40年の時が流れ、1959年に教え子にあたるWhiteの手によって、Strunk教授の小さな本が市販用として改訂増補され、今日まで何度か改訂を重ねています。

本書は以下の5章から構成されています。

T. ELEMENTARY RULES OF USAGE

U. ELEMENTARY PLINCIPLES OF COMPOSITION

V. A FEW MATTERS OF FORM

W. WORDS AND EXPRESSIONS COMMONLY MISUSED

X. AN APPROACH TO STYLE

1章では11個の「語法の基本ルール」が述べられています。

例えば5番目のルールは"Do not join independent clauses with a comma."(独立節をコンマで連結してはいけない)となっていて、「2つ以上の独立節が、接続詞で連結されずに、1つの重文を作る場合に適当な句読点はセミコロンである」としています。

It is nearly half past five; we cannot reach town before dark.

2章では「英文作成の基本原則」として11個のルールが述べられています。その中の一つに"Use the active voice."(能動態を用いよ)というのがあります。

ここでは「there isとかcould be heardのような、ぞんざいな表現の代わりに、能動態の他動詞を用いることによって、生き生きとした、力強い文章を作ることができる」とされています。

There were a great number of dead leaves lying on the ground.
→Dead leaves covered the ground.


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