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カタカナ英語(33)執筆A.Y.》

ジャスト

日本語では「2時ちょうど(きっかり)」のことを「2時ジャスト」といいますが、英語のjust 2 o'clockは「まだ2時」という意味にもなるので、exactly 2 o'clockか、2 o'clock sharpという方がいいでしょう。

また、「2万円ジャスト」というのは英語ではexactly 20,000 yenといい、justは使いません。

just 20,000 yenとすると、「2万円だけ、2万円しか(ない)」という意味になるのがふつうです。

シリーズ

日本語の「シリーズ」は英語のseriesと一致しますが、雑誌の記事やテレビ・ラジオ番組などの「続き(シリーズ)物」はseriesとserialの両方の語が使われます。

seriesは各回ごとに完結するタイプのもの、serialは全体として各回が連続していくものを指します。

スキンシップ

日本語では「(親と子、教師と児童などの)肌と肌との触れ合いによる心の交流」のことを「スキンシップ」といいますが、これはskin(皮膚)と-ship(状態)から作った和製英語です。

英語ではphysical contact, body/bodily contact,さらに広い意味ではpersonal contact, close contactなどといいます。

スパルタ

「スパルタ」は英語のspartanからきていますが、これはspartan simplicity/frugality(スパルタ式簡素さ/つつましさ),spartan way of life(簡素に徹した生活),spartan meal(ごくつましい食事)のように、主に生活態度や食事内容を指すのに用いられます。

日本語で「厳格な教育方式」を指していう「スパルタ式」というのは、disciplinary rigor(規律の厳しさ),harsh discipline(厳しい規律)などのように表現するのがいいでしょう。

ダウン

ボクシングの「ダウン」は英語のdownと一致するので、「彼は第1ラウンドでダウンした」というのはdownを他動詞として用いてHe was downed in the first round.ということができます。

ただし、疲労や病気などで「ダウンする」というのは、英語ではcome downやcollapseなどを用います。

例えば「風邪でダウンする」はcome down with a coldのようにいいます。

また、日本語では「下がる(下げる)」ことを「ダウン」を使って、「イメージダウン」「コストダウン」「スピード(ペース)ダウン」のようにいいますが、これらはいずれも和製英語です。

それぞれdamage one's image, reduce the cost, slow downなどのようにいわなければなりません。


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