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英語の比喩表現(51)執筆A.Y.》

go back to the drawing board

「製図版に戻る」。

文字通りには「建築家やデザイナーが設計図を書き直す」ことですが、それが比喩的に「初めからやり直す、一から出直す」という意味で用いられます。

この表現は、第2次世界大戦中に雑誌The New Yorkerに載った漫画のキャプションから広まったそうです。

その漫画には「飛行船が地面に墜落して爆破しているかたわらで一人の設計士が丸めた設計図を抱えている姿」が描かれていました。

The current system just isn't working - we need to go back to the drawing board and start afresh.

have one's back to the wall

「背中に壁をつけている」とは、「追い詰められている、進退きわまっている」ことです。

壁を背に追い込まれれば、もはや後に下がることも逃げることもできず、生き延びようと思ったら、壁を後ろ盾にして最後の抵抗を試みるほかない、という発想からきています。

経済的に困難な状況を指すことが多いようです。

He owes money to everyone - he's really got his back to the wall now.

bark up the wrong tree

「間違った木を見上げて吠える」とは、「見当違いなこと(努力・非難)をする」ことです。

かつてアメリカで、アライグマ狩りの際、夜に猟犬がアライグマの居場所をハンターに知らせて木の前で吠えましたが、ときにはさすがの犬もヘマをやらかし、獲物のいない木の前で吠えたことに由来しています。

The police spent three months barking up the wrong tree on the murder investigation.

behind the scene

「舞台裏で」。

17, 18世紀の演劇で、殺人などの暴力行為の大半は舞台上では演じられなかったことから、「ひそかに、こっそり」という意味で、公衆の目の届かないところで行われる活動について用いられます。

その活動が秘密の、時には後ろめたいものという含みがある場合もあります。

Behind the scenes, both sides are working towards an agreement.

上に述べたようなニュアンスを伴わないで、「縁の下の力持ち」と同じような意味合いで使われることもあります。

A lot of hard work has been going on behind the scenes.


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