真剣に学習する人のみ募集 スパルタ英語・英会話のNCC綜合英語学院

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カタカナ英語(29)執筆A.Y.》

バーゲン

日本語では「バーゲンセール」を略して「バーゲン」といいますが、英語のbargainは「掘り出し物、お買い得品」という意味で、「特売」の意味にはなりません。

「特売」は英語ではbargainを略して単にsaleといいます。

ブービー賞

日本語の「ブービー」はゴルフやボウリングなどで「最下位から2番目」をいいますが、英語のboobyは「最下位、びり」を指します。

したがって、英米の「ブービー賞」はbooby prizeですが、日本の「ブービー賞」は正確にはsecond-last prizeとなります。

ケースバイケース

英語のcase by caseは「1件1件、その都度」という意味で、多くの場合on a case-by-case basis(1件ごとに、個別に)の形で用います。

日本語の「ケースバイケース」は「個々の事情に即して」「一件ごとの事情に応じて」という意味で用いますが、英語のcase by caseにはその用法はなく、その意味ではas the case may be(場合によって、事情に応じて)といった表現が近いでしょう。

また「それはケースバイケースだ」のような文ではcase by caseは使えません。

英語ではIt/That (all) depends.(それは事情による)とします。

カンニング

「カンニング」は英語のcanningからきていますが、これは「ずる賢い」という意味であって、「試験での不正行為」という意味はありません。

英語ではcheating(インフォーマルではcribbing)といいます。

ちなみに、「カンニングペーパー」はcunning paperではなくてcheat sheetとかcrib (sheet)といいます。

ガッツポーズ

「ガッツポーズ」は和製英語で、英語には対応表現はありません。

したがって、raise one's fist(s) over one's head in triumph(勝ち誇って(両)こぶしを頭上に突き上げる)のように説明的に英訳するしかありません。

ハイセンス

日本語では「趣味や好みが高尚であること」「センスが洗練されていること」を「ハイセンス」といいますが、それをそのまま直訳してhigh senseとしても英語では通じません。

この場合の「センス」は「趣味、好み」という意味なので、tasteを用いてgood/excellent/refined tasteなどとします。

したがって、「彼女は服装のセンスがいい/悪い」というのも、She has good/bad taste in clothes.とかShe is always dressed in good/poor taste.とするのがふつうです。

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