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英語の比喩表現(49)執筆A.Y.》

back to square one

「ゲームなどで振り出しのます目に戻る」。

比喩的に、最初の試みがうまくいかなかったのだから、「計画などをはじめからもう一度やり直す(考え直す)」ことが必要だ、と説くときに用います。

さいころを振って駒を進めるすごろく遊びのようなボードゲームで、プレーヤーがペナルティーの一つとして振り出しに戻らされることからきています。

If this guy rejects our offer we'll have to go back to square one and start the whole recruitment process again.

batten down the hatch

「ハッチをバッテンで密閉する」。

hatch(ハッチ)は「船の甲板にある昇降口」のことで、ハッチから船内に水が流れ込まないようにするのに、ハッチの防水シートを細い当て木を使って閉めるのですが、その「当て木」のことをbatten(バッテン)といいます。

このbattenを動詞として用いたのがこの表現です。

嵐に備えてこの作業を行うことから、比喩的に「危機や難局に備える」という意味で使われ、現代では特に経済・金融に関して多用されます。

When you're coming down with flu all you can do is batten down the hatches and wait for it to pass.

bite the dust

「土ぼこりをかむ」。

これは西部劇からきた表現で、悪役のカウボーイやインディアンが馬から撃ち落され、ほこりに埋もれて死んでいくことから、「死ぬ」「負ける」「だめになる」といったことを表わします。

She can't make it on Saturday? Oh, well, another good idea bites the dust!

a close shave

「深剃り」とは、あまり深くひげを剃るとひどい傷を負いかねないことから、「危機一髪」の状況を指します。

have a close shaveの形で「間一髪のところを危うく免れる」という意味です。

I had a close shave this morning, - some idiot almost knocked me off my bike.

cross that bridge when one comes to it

「橋のところまで来たときに橋を渡る」とは、起こってもいないトラブルのことで悩まないで「いざそのときになって考える(取り組む)」ことです。

日本語の「取り越し苦労はするな」に相当します。

「あらゆる不測の事態をあらかじめ封じたがる人にはひどく嫌われる」表現だそうです。

"What if the flight is delayed?" "I'll cross that bridge when I come to it."


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