英語の比喩表現(80)執筆A.Y.》

have a chip on one's shoulder

「肩に木切れをのせている」とは「けんか腰である」「相手に突っかかるような態度をとる」ことです。

英米では、子どもが相手にけんかを売るときに、落ちている木片を拾って自分の肩にのせ、相手が肩を突いたり体に少しでも触れたりして木片が肩から落ちたら、それを合図にして殴り合いを開始する、というルールがあり、この表現はそのことに由来しています。

Though he went to university, he's always had a chip on his shoulder about his poor upbringing.

cold turkey

「冷たくなった七面鳥」とは「麻薬や酒、タバコなどの習慣を急に断つこと」、あるいはその「禁断症状」をいいます。

常用していた麻薬などを突然やめると、冷や汗が出て悪寒が走り、鳥肌が立って顔面蒼白になるといった症状が出ますが、このような禁断症状がcold turkeyのイメージと似ていることから、この表現が生まれました。

「一度にぴたっと」「きっぱりと」「いきなり」という意味の副詞としても用いられます。

Six years ago he went cold turkey on a three-pack-a-day smoking habit.

cut the mustard

「マスタードを切る」とは「期待に添う(応える)」「期待通りの成果(成績)をあげる」「基準(目標)に達する」ことです。

この表現の由来については諸説あります。

その一つは、料理において調味料のマスタードを「ごく少量、微妙に添加」(cut)するには練達のシェフの腕を必要とすることからきているとしています。

また別の説によれば、このmustardは実はmuster(軍隊の点呼・検閲)を誤って発音したもので、cut the musterというのは「点呼・検閲に合格する」ことをいうのだそうです。

ちなみに、cut it(うまくやっていける、うまく処理できる、難局を乗り切れる)という表現がありますが、それはこのcut the mustardからきているのかもしれないという説もあります。

If she can't cut the mustard, then we'll get someone else to do the job.

die with one's boots on

「ブーツをはいたまま死ぬ」とは「戦いながら死ぬ」「危険な任務を遂行中に死ぬ」「殉職する」こと、「現役のうちに死ぬ」「退職しないうちに死ぬ」ことです。

これは、西部開拓時代、ブーツをはいたガンマンが決闘でピストルを撃ち合って死んだことに由来する表現です。

I never want to retire - I'd rather die with my boots on.

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