英語の比喩表現(70)執筆A.Y.》

on/at the cutting edge

「刃先にいる」とは、科学技術や芸術などの「最先端(最前線)にいる」ことです。

元々は科学・技術分野の用語で、最先端の研究を指しましたが、やがて一般的な表現として幅広く用いられるようになりました。

New, young, Italian designers are at the cutting edge of fashion.

I'll eat my hat

文字通りには「帽子を食べてみせるよ」ということですが、あることが絶対に起こらないと話し手が確信しているときに、自分の正しさを強調するために用います。

if節と呼応して使われるのがふつうです。

If the Democrats win the election, I'll eat my hat!

economical with the truth

「真実を節約する」とは「事実をありのままに言わない」こと、「すべてを包み隠さずに話すことをしない」ことです。

1980年代の中ごろ、イギリスの内相Sir Robert Armstrongが最高裁判所で、ある本の出版差し止めをもくろむ政府を代表した際にこの表現を用いてから、よく使われるようになったそうです。

He was economical with the truth - he gave her a censored account of what was discussed.

empty nest

「空っぽの巣」とは、子どもが巣立って「親だけが残された家」のことを指します。

the empty nest syndrome(空の巣症候群;子どもに巣立たれた親に見られるうつ状態)という形でよく用いられます。

また、子どもが巣立って「家に残された親」のことをempty nesterといいます。

The last of her children had recently moved out and she was suffering from empty nest syndrome.

be at the end of one's tether

「つなぎ縄(鎖)ぎりぎりまで行っている」とは「方策や忍耐などが限界にきている(尽きている)」ことを表わします。

動物(牛・馬など)をつなぐ鎖や縄(tether)から生まれた表現で、それらが伸びる範囲で動物が動いて草を食べたことからきています。

After a day with four screaming kids I'm at the end of my tether.

every inch

文字通りには「一インチたがわず」ということですが、be/look/appear/seem every inch a somethingの形で、「どこからどこまでも」「どう見ても」「一分の隙もなく」「完全に」何かの見本・典型であることを表わします。

これに対してevery other inchは、何かの完璧な見本になっていない、といった場合に用いられます。

With her designer clothes and elegant hair, she looks every inch the celebrity.

everything but the kitchen sink

「台所の流し以外すべて」とは「(持ち運び可能な)ありとあらゆるもの」「いっぱいの荷物」を指し、おどけて用いられます。

荷物の大半は不要であり不適当であるというニュアンスがあります。

We're only going on vacation for a week, but Mark will insist on taking everything but the kitchen sink.

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