英語の比喩表現(77)執筆A.Y.》

queer somebody's pitch / queer the pitch for somebody

「店張り場をだめにする」(ここでのpitchは「露店を建てる決まった場所」のことです)とは「計画や段取りをじゃまする(妨げる、ぶち壊す)」「成功のチャンスをつぶす」あるいは「うまくいっているのを台なしにする」ことです。

pitch(店張り場)をぶち壊せば店主は商売ができなくなることからきています。

He queered my pitch by asking for promotion before I did.

the seamy side of life

「人生の縫い目が見える側」とは人生の「裏面」「暗い面」「嫌な面」「汚い面」のことで、具体的には貧苦・暴力・犯罪・虐待などを指します。

衣服の縫い目が見える側、というイメージはシェークスピアが「オセロー」4幕2場の中で使っているそうです。

The film vividly portrays the seamy side of life in the London of the early 70s.

see how the land lies

「陸の様子を見る」とは、何か行動を始める前に「どんな状況(情勢)かをよく調べる」ことです。

how the land liesは文字通りには「地形」「地勢」のことですが、それが「状況(情勢)」「事態」といった意味でも用いられます。

I thought I'd better call my mother and see how the land lies before inviting myself home for the weekend.

shadow of one's former self

「以前の彼(女)の影」とは「昔の(元気な)面影を失った存在(状態)」「昔の姿は見る影もない存在(状態)」のことです。

She came home from hospital cured of the disease but a shadow of her former self.

ships that pass in the night

「夜に通り過ぎる船」とは「行きずりの人々」のことをいいます。

アメリカの詩人Longfellowの詩の、次の一節からきています。

'Ships that pass in the night, and speak each other in passing.'
(夜にすれ違い、すれ違いざまに言葉を交わしあう船同士)

I only met him once or twice - we were like ships that pass in the night - but I've never met anyone else like him.

have shot one's bolt

ここでのboltは中世の武器であるcrossbowで射る太矢のことで、文字通りには「太矢を射放ってしまった」ということです。

この矢は(先が丸くて短く重いので)、威力が強い代わりに外せば次の矢を引き絞るのに時間がかかって無防備になるため、全神経を集中して射なければならないことから、「全力を出し尽くす」「精根使い果たす」ことをいいます。

He started off the game well but seemed to have shot his bolt by half-time.

shoot oneself in the foot

「自分の足を撃つ」とは「災難が自分にふりかかるようなへまなことをする」「結局自分の首を絞める」「自分から災いを招く」ことです。

読んで字のごとく、誰かを撃とうとして誤って自分を撃ってしまうことからきています。

He shot himself in the foot by suggesting that women politicians were incompetent.

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