単語の意味の覚え方(1)執筆A.Y.

辞書を引くと、意味が1つしかないような単語はむしろ少なく、ほとんどの単語は2つ以上の意味があります。

つまり、多義語なのです。

多い場合には1つの単語に10も20もの意味があります。

これをお互いに何の関連もつけずに覚えこもうとすると、たいへんな努力がいりますし、またせっかく覚えても、相互の関連がついていないとすぐ忘れがちです。

さらに、単語の意味を文の前後関係(=文脈)と切り離して覚えようとすると、本当の意味が不明確であったり、具体的ではなかったりして覚えにくいですし、また、実際に文の中でその単語を使うことができなかったりします。

別なところでも述べましたが、単語の意味は、文の中に入ってはじめて決まるのです。

したがって、単語の意味を覚えるには、次の2つの条件が欠かせません。

1つは、多義語の意味は、相互の関連をつけて覚えるようにすることです。

2つめは、単語の意味は前後関係をつけて(つまり文の中で)覚えるようにすることです。

相互の関連をつけるとは、その単語本来の意味のいろいろな広がり方についての知識をもつということで、難しく言えば、中心になる意味とその派生した(枝分かれした)意味との関係を知るということになります。

例えば、chargeという単語はcarと同じ語源のことばで、「車に荷物を積み込む」というのがもとの意味で、それから「荷物を積むように何かを負わせる」という比喩的な意味が派生しました。

支払い義務を負わせることから「料金を請求する」、道義的責任を負わせることから「非難する」という意味に発展しました。

さらに、「仕事などを負わせる」、防御の負担を負わせることから「突撃(突進)する」、「バッテリーなどに充電する」といった意味になったのです。

このように、意味の流れを要領よくつかんで覚えることが大切です。

これと同じようなことは別なところでも述べました。

例えば、handには「手」という意味から比喩として派生した「(時計の)針」「人手、働き手」「筆跡」などという意味があることや、paperには社会の各方面によって、その用途別に「新聞」「答案用紙」「書類」「論文」などいろいろな意味があることなどです。

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