語彙を豊かに(4)執筆A.Y.》

方法について

自分の専門や趣味の分野での読書を重ねるだけでも、語彙力を一段と増すことは可能です。

ただし、目的は語彙を増やすこと自体ではなく、英語で発信された情報を正しく理解してそれを活用すること、あるいは小説や映画などを鑑賞することです。

あせらずに、できるだけ毎日少しずつでも継続して、楽しみながら学ぶことが大切です。

繰り返しになりますが、語彙の増大はそれ自体が目的ではなく、特定の目的を持った学習や趣味を通じて得られる結果であり、またそれが学習や趣味をさらに進める有効な手段にもなるのです。

どんな分野の英語を学ぶにしても、英語の基礎として身につけておくべき「基本語」というものがあること、そして、「基本語」を用いた重要な慣用句をできるだけ覚えること、また、学校では習わなかったけれども、文章でも会話でもよく使われる語には難解な語以上に注目して覚えるようにすること、この3つについては前に述べたとおりです。

たった1冊の英文の雑誌、たった1部の英字新聞でも英語の情報の宝庫であって、その気になれば数え切れないほどの知識を与えてくれます。

もちろん、入念に読むのは興味のある記事だけでいいのですが、これはと思った記事は飛ばし読みなどはしない方がいいでしょう。

もちろん英英辞典でも片手にすばやく意味をとっていけばいいのであって、訳す必要はまったくありません。

新聞雑誌や小説などを読んでいて不可解な語に出会っても、おおよその意味がつかめれればそのまま通り過ぎて、全体の大意をつかむほうがいい、という考え方もありますが、それは限られた時間内に大量に仕事をこなさなければならない、すでにある程度実力のある人がやっていることです。

英語が本当に身につくまでは、わからない単語はできるだけ辞書を引くことをおすすめします。

単語帳を作らないまでも、未知の、あるいは忘れていた単語は必ず辞書で調べ、アンダーラインでも引いておくといいでしょう。

辞書について

使い慣れた辞書には愛着がわくもので、手放したくないという人の気持ちはよくわかりますが、もし生きた英語の確実な知識を得ることを望むのであれば、できるだけ新しい辞典を買い求めなければなりません。

世界がめまぐるしく変化する現代では、毎日のように新しい単語が生まれています。

そしてそれらを収載した辞典が世の中に出回るころには、その辞典に載っていない新しい語が数え切れないほど英米の新聞雑誌などに現れているのです。

したがって、追いかけても追いかけてもキリがありませんが、せめて3年に一度くらいは新しい英和辞典を購入することをおすすめします。

それは新語についての知識が得られるからだけではなく、新しい辞典の方が文法や語法などについても、新しくて正確な情報を提供してくれるからです。

1984年に出版された研究社の「リーダーズ英和辞典」は当時としては画期的なもので、現在の第2版も実用性は非常に高く、その9年後に出た「ランダムハウス英和大辞典(第2版)」は、多くの新語を取り入れただけではなく、日常的によく使われる語や慣用句を丹念に収載した点で、最もすぐれた英和辞典だといわれています。

これらに「リーダーズ・プラス」を加えれば膨大な情報量になり、たいていのことはわかるでしょう。

英語を本格的に学ぶには、こういう大辞典と最新の英英辞典とを常用すべきです。

中辞典にも中辞典ならではのよさがありますが、情報量が限られていて、現代のニュース雑誌や小説などを読むのには物足りないという印象は否めません。

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