語彙を豊かに(3)執筆A.Y.》

慣用句をできるだけ覚える

多くのネイティブスピーカーが指摘するように、日本人が話したり書いたりする英語が文法的にはかなり正しいのに、あまり英語らしくないのは、ひとつには慣用句が使いこなせないからです。

慣用句の中には、やや難しい語を使ったものもありますが、ほとんどはとても簡単な語だけから成り立っています。

慣用句には論理性がないことが多いので、どうしてそういう意味になるのかと不思議に思うことがしばしばあります。

そういう慣用句については、なぜかとせんさくし始めても何の役にも立たないでしょう。

慣用句を身につけるにはそんな不要なせんさくをやめ、実際の用例に数多く触れ、まぎらわしい表現の違いを次第に見極めていく方が賢明です。

どうしてそういう意味になるのか納得がいかないものもあるかもしれませんが、慣用は黙って受け入れるしかありません。

基本語から成る慣用句の全部を覚えることはとても不可能ですが、実際に何度も出くわす慣用句については、最初はそのつど辞書で意味を確かめて、一つずつ確実に記憶するように心がけてください。

辞書で意味を確認するときには、「ランダムハウス英和大辞典」のように、慣用句や口語表現を丹念に収録しているすぐれた辞典は心強い助っ人になってくれるでしょう。

教科書では習わなかった重要語に注目する

日常生活には約2,500の基本語と、それを使った主な慣用句を知っていれば十分ですが、英米の新聞雑誌や文献を読みこなすとなると、2,500語どころか5,000語を知っている程度では、辞書を引く時間ばかりがかかって能率が悪いです(英米の知識人が文章で使う語の数は約1万で、それに数え切れないほどの固有名詞と専門用語が加わってきます)。

そこで新聞雑誌や小説を読んでいて、会話文も含めてよく使われる、それまで見慣れなかった語や慣用句が見つかったら、難解な語以上に注目して、それにアンダーラインを引くなりマルで囲むなりして印を付けておくことをおすすめします。

そういう、学校では習わなかったけれども、文章の中でも会話の中でもよく使われる語を20でも30でも覚えていけば、その分だけ確実に語彙力は伸びます。

難解な語の方は覚えられなかったら、そのつど辞書を引いて調べればいいのです。

どれがこのような意味で重要な語なのかは、読書を重ねていくうちに自然にわかってきます。

とりあえずは、学校のテキストでは全然、あるいはほとんどなじみがなかったのに、新聞雑誌や小説などに繰り返し出てくるので、そのたびにいちいち辞書を引かずに済ませたい語と考えておけばいいでしょう。

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