英単語あれこれ(21)執筆A.Y.》

passive smoking(つづき)

passive smokingは「間接(受動)喫煙」、つまり、非喫煙者がsidestream smokeを吸わされることで、吸わされる人はpassive smokerといいます。

なお、たばことは関係ありませんが、smokeという語が出てくることわざで紛らわしいものがあるので紹介しておきます。

There is no smoke without fire.
(火のない所に煙は立たぬ)

There is no fire without smoke.
(煙を立てずに火をおこすことはできない)

つまり、どんなことにも多少の欠点はあるものだ、という意味です。

ghost

ghost story(幽霊話、怪談)は洋の東西を問わず人気があるもので、その姿を人前に堂々と見せてくれます。

日本の幽霊はふつう足のない女性の姿をしていて、夏の夜に「うらめしや」といいながら現れるとされていますが、英米のghostは女性とは限らず、ふつうは足があり、夏よりも冬の夜中に出没することが多いようです。

英米の子供たちはよく白いシーツを頭からかぶって幽霊のまねをします。

ghostは「幽霊」なのに、イギリスに散在する「幽霊屋敷(幽霊の出る家)」のことをhaunted houseといってghost houseといわないのは家そのものがghostではなくて、それが出没する(haunt)家だからでしょう。

同じように「幽霊船」もghostの形をした船ではなく、幻覚によって見える船なので、「幻、幻影」を意味するphantomを用いてphantom shipといいます。

ただし、ghostは前に存在していた人が亡くなって実体なしの形だけが残っているものだということから、日本語の「幽霊人口」(虚偽の申告などにより書類上にはあるが、実際には存在しない人口)は英語でもghost populationです。

そして生存している人の代作をする人はghost writerとなります。

また、He doesn't have a ghost of a chance.(彼が成功(回復)する見込みは全然ない)のghostは「影(幻)のようなもの」を表わし、a ghost ofで「ほんの少しの、かすかな」ということです。

doubt

この語との最初の出会いは「ダウト」という子供のトランプ遊びだった人も多いのではないでしょうか。

それはともかく、doubtには無音のbがあります。この語はフランス語の流れで、14世紀にはふつうdouteの形をしていました。

しかし、この語のもともとの語根であるラテン語dubitareの知識を気取った人たちが、15〜16世紀にむしろない方がいいbをつづりの中に取り入れたのです。

フランス語にも、この疑わしく怪しげなbが出現しましたが、合理主義的な(?)フランス人は17世紀にはこれを捨てました。

それに対して頑固な保守主義者たる(?)イギリス人は、debtのbと同様、返せない負債のように、今日まで保存しているというわけです。

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