英単語あれこれ(18)執筆A.Y.》

surname

家族名、つまり姓のことですが、日本でもそれぞれの姓にその起源があるように、英米人の姓にも歴史的な背景があります。

日本でもおなじみの英米の姓の由来をいくつか紹介します。

O'Brienはアイルランドに端を発する姓です。

これはかつて、北欧人がこの地に攻め入ったときの戦いで戦死したアイルランドの大王Brian Boruにちなんだもので、この姓の持ち主は大王の子孫にあたります。

ちなみにアイルランド系の姓につくO'はgrandsonを表わします。

Kennedyの姓もこの大王の甥から出たものだそうです。

Macが頭につく姓もアイルランド系です。

例えばMcCarthyは、アイルランド南部の王の子孫Carthachという人物の息子に由来するものです。

ちなみにアイルランド系に多いMacはsonを表わすことばです。

このように現在の姓は人名から出たものが多いのですが、スコットランド起源のLivingstonも、13世紀に高地地方のLivingstonに住んでいたArchibald de Levingestouneから出たものです。

ウェールズ系の姓にはWilliamsが多いのですが、この名はもともと11世紀にイギリスに侵入したノルマンディー公William一世がもちこんだものです。

それ以来イングランドではWilliamがもっとも人気のある洗礼名となり、それがウェールズに波及し、そこでsがついて姓となりました。

イングランドではAdamも多い姓の一つですが、もちろんこれは神が創造した最初の人間で、もともと洗礼名に使われていた、古代ヘブライ語起源の姓です。

pass away

人間だれしも死ぬのはいやなことであり、あまり口にしたくない事柄でもあるのは古今東西変わりません。

そこで英語にも、死に関する婉曲語法(euphemism)がいくつもあります。

最も一般的なものがpass awayです。

The old man passed away last night.

他にも以下のようなものがあります。

depart this life
(この世を去る)

The old statesman has recently departed this life.

join/go over to/pass over to the (great/silent) majority
(亡き人の数(鬼籍)に入る)

She, too, has joined the majority.

breathe one's last (breath)
(最後の息をする、息を引き取る)

His eyes fluttered open for a moment and then he breathed his last

expire
(息を引き取る)

go to the heaven
(天国へ行く)

あまり一般的ではありませんがgo westという言い方もあります。

dear old friends now gone west

第一次世界大戦に兵士たちの間で流行した表現だそうですが、仏教でいう西方の極楽浄土を連想させて興味深いものです。


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