カタカナ英語(39)執筆A.Y.》

野球用語(1)

日本の野球用語には和製英語が多く、英語として通じないものがあります。以下にその代表的なものを紹介します。

ウエストボール

「打者の打ち気をそらしたり、バントやヒット・エンド・ラン、盗塁などを防ぐため、投手が打者のバットが届かないようなところへ投げる球」を「ウエストボール」といっていますが、英語ではwaste pitchといいます。

オープン戦

「シーズン開幕前に行う非公式試合」のことを「オープン戦」と呼んでいますが、英語ではopen gameとはいわないでexhibition gameといいます。

クリーンヒット

clean hitでもまちがいではありませんが、英語ではふつうsharp single(鋭いシングルヒット)とするか、line/rifle/drill/drive a singleのように動詞を使って表わします。

ほかに、clothesline(もともとは「洗濯物を干すときに用いるロープ」のこと),bullet-like-hit(弾丸のようなヒット)などの言い方もあります。

クロスプレー

「クロスプレー」の「クロス」はcrossではなくclose(きわどい、間一髪の)であることに注意してください。

したがって「クロスプレー」はclose playとなります。

ゲッツー

「ダブルプレー」のことを「ゲッツー」といっていますが、これは英語の動詞表現get two(2人をアウトにする)からきています。

英語ではdouble playが一般的です。

「ゲッツーにする」というのもdouble playを用いてmake/get/complete a double play onのようにいうのがふつうです。

コース

「インコースの球」「アウトコースの球」はそれぞれinside pitch, outside pitchといいます。

サイクルヒット

「一人の選手が一試合に単打・二塁打・三塁打・本塁打を打つこと」を「サイクルヒット」と呼んでいますが、これは和製英語です。英語ではhit for the cycleと動詞で表現します。

シュート(ボール)

英語ではshootといわないでscrewballといいます。

スリーバント

英語では「ツーストライクを取られたあとにやるバント」と発想してtwo-strike buntといいます。

タッチ(アウト)

「走者をアウトにするため球を保持した手やグラブを走者の体に接触させること」を「タッチ(する)」といっていますが、英語ではtouchではなくtagという語を用います。

このtagはもともと「追いかけ鬼ごっこ」(追いかける鬼に手で触れられた子が鬼になる)のことです。

「タッチアウト」はtag out,犠牲フライによる「タッチアップ」もtag upといいます。

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