英語で何という?(13)《執筆A.Y.》

「どうぞおかまいなく」

これを直訳してPlease don't worry about me.とすれば、一見、この日本語に相当する英語として通じそうですが、これでは「どうか私のことであれこれと悩まないでください」と言っているように響くので、相手から反発されてしまうかもしれません。

こういう場合、英語ではPlease don't bother/don't take any trouble. You don't need to bother. Please don't go to any trouble. You shouldn't go to so much trouble.のような言い方をします(botherは「気を使う」、take trouble/go to troubleは「骨を折る、手を煩わす」という意味です)。

「すぐに失礼いたしますので」

これは、表現方法が異なるだけで、同じような発想は英語にもあります。

I won't be here long.(長居はいたしませんので)I have to go pretty soon/in a minute.(すぐに帰らないといけませんので)I'll be leaving soon.(すぐに帰りますので)のように言います。

「何もおかまいできませんで」

これを直訳すれば、hospitality(もてなし)という語を使ってI'm sorry I/we haven't been able to give any hospitality to you.となりますが、これはきわめて日本的な発想で、英米人は普通こうは言いません。

謙遜を示すにはI only wish I'd/we'd treated you to something better.(何かもっとよいおもてなしをしておけばよかったのですが)I'm afraid I have not been much of a host/hostess to you.(大した主人役でなくてすみません)とすれば英語らしくなります。

客をもてなしたあとの英語らしい表現としてはIt was so nice of you to come. I'm glad you could come. I hope you have enjoyed yourself.のように肯定的に、客を迎えたことに対する喜びを表わします。

また、客が「ごちそうさまでした」と言えば、多くの日本人は「お粗末さまでした」と応じますが、これも直訳してI'm sorry it was a poor meal.などとは言いません。

「お気に召していただいてうれしく思います」のように発想してI'm glad you liked/enjoyed it.と答えます。


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