真剣に学習する人のみ募集 スパルタ英語・英会話のNCC綜合英語学院

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英語で何という?(23)《執筆A.Y.》

「写真を撮っていただきたいのですが」

おそらく多くの人は次のような言い方をするのではないでしょうか。

(1)Would you take a picture of me?

(2)Could I ask you to take my picture?

(3)I'd like to have my picture taken.

この日本語だけではあいまいなのですが、実は英語では、通りがかりの人に頼む場合と、写真館や写真スタジオでプロに頼む場合とを区別して表現しなければなりません。

日本語ではその区別をしませんが、英語では、通りがかりの人に頼む場合は、(1)と(2)を用い、写真館などでプロに頼む場合は、(3)を用いるのが普通です。

したがって、通りがかりの人に(3)を用いると命令的に響くので気をつけなければなりません。

「聴く」

一般的に、hearが「自然に耳に届いて聞こえる、音や話し声が耳に入る」であるのに対して、listenは「聞こうと注意して聞く、耳を傾ける」ということです。

ただし、演奏会、講演、放送番組などの、全体を経験するという意味のときには、普通hearを使います。以下の例を参照してください。

I heard the orchestra play at Carnegie Hall last summer.

An audience gathered to hear him speak.

I heard a really interesting program on the radio this morning.

「危険だ」

例えば「道路上で遊ぶ子供は危険だ」というのを*Children who play on the roads are dangerous.とするのは誤りです。

dangerousは「何かに対して危害を加えるおそれがある」ということです。

それに対して「他から危害を加えられるおそれがある」というのはin dangerを使って表わします。

Children who play on the roads are in danger.

「北に」

例えば「スウェーデンはドイツの北方にある」というのをSweden is to the north of Germany.とするのは、かなり改まった言い方です。

northを副詞として使ってSweden is north of Germany.と言うのが普通です

また、「スウェーデンはヨーロッパの北部にある」というのであれば、イギリス用法ではSweden is in the north of Europe.と言い、アメリカ用法ではSweden is in the northern part of Europe.またはSweden is in northern Europe.と言うのが普通です。


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<特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし>

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