真剣に学習する人のみ募集 スパルタ英語・英会話のNCC綜合英語学院

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英語の比喩表現(42)執筆A.Y.》

the patience of Job

「ヨブの忍耐」とは、「並外れた忍耐強さ)」のことです。

ヨブは旧約聖書、「ヨブ記」の中の人物で、彼が神から与えられたすべての試練を、非常な我慢強さをもって耐え忍んだことに、この表現は由来しています。

You need the patience of Job to be a teacher.

set the Thames/the world on fire

「テムズ川/世界に火をつける」とは、「世間をあっと言わせるようなことをする」こと、to be very successfulということです。

否定文で使われるのがふつうです。

He has a nice enough voice but he's not going to set the world on fire.

When in Rome ...

「ローマにいるときは…」。

When in Rome do as the Romans do.(ローマにいるときはローマ人がするとおりにせよ=郷に入りては郷に従え)の短縮形です。

I don't drink wine when I'm at home but on holiday, well, when in Rome ...

would not do for all the tea in China

「中国じゅうのお茶をもらっても〜しない」。

「どんなこと(理由、利益)があっても〜しない」ということです。

現在では古風な言い方です。

I wouldn't be a teacher for all the tea in China.

not know somebody from Adam

「アダムと見分けがつかない」とは、「人を見てもだれだかさっぱりわからない、人をまるで知らない」ことです。

起源については、聖書に出てくるアダムを指していると思われますが、それ以上は不明です。

Why should she lend me money? She doesn't know me from Adam.

the real McCoy

「本物のマッコイ」とは、the real thing and not a copy or something similarのことです。

起源は諸説ありますが、一説によれば、アメリカのプロボクサーにKid McCoyというリング・ネームの男がいて、McCoyという名の他のボクサーと区別するため、彼はthe Real McCoyと呼ばれたことに由来するそうです。

The caviar was the real McCoy too - not the stuff we buy in the supermarket at home.

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<特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし>

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