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英語の比喩表現(85)執筆A.Y.》

cross my heart (and hope to die)

文字通りには「(子どもが)胸の前で十字を切る」ことです。

これは、自分の言っていることは本当だと言い張ったり、何かを絶対にやると誓ったりするときのしぐさで、「真実であると誓う」ことを表します。

強調するときにはand hope to die(うそだったら死んでもいい)を付け加えます。

言いながら実際に胸の前で十字を切るしぐさをすることもありますが、口で言うだけのことが多いようです。

I want to go to the party with you, not Susie - cross my heart!

knock on wood / touch wood

文字通りには「木をコツコツとたたく」ことです。

これは、自分の幸運を自慢したすぐ後などに、その幸運が逃げてしまわないように、手近なところにある自然の立木や木でできたもの(机でも柱でもいい)をこぶしでコツコツとたたく動作を表し、「(願いことが叶うように、不幸なことが起こらないように)木をたたいでおまじないをする」ことをいいます。

木には守護霊が宿るため、不幸や不運を避けるには木に触れるといい、という迷信から生まれた表現です。

実際に木をたたくときにknock on woodと言うこともあれば、動作を伴わないでただことばを口にするだけのこともあります。

The deal will be agreed on Thursday, knock on wood.

We haven't had any problems with the car so far, touch wood.

take somebody under one's wing

これは、雛鳥を翼の下に抱いて雨風や危険から守る母鳥のイメージからきている表現で、「(人)を保護下に置く」「庇護する」「面倒を見る」ことです。

新約聖書では、この表現は弱い人や困った人の面倒を見ることのたとえとして用いられていますが、それがやがて比喩的に広い意味で使われるようになりました。

One of the older children will take a new girl or boy under their wing for the first few weeks.

a drop in the bucket/ocean

これは、旧約聖書のイザヤ書に由来する表現で、そこでは、神の力に比べれば世界の国々はいかに小さな存在であるか、という意味で用いられていました。

それが今では「取るに足りないもの」、いわゆる「大海の一滴」「九牛の一毛」「焼け石に水」といった意味で使われています

bucketの代わりにoceanが用いられることもあり、しばしばonly, just, mereなどで強調されます。

4000 new schools are to be built, but this is just a drop in the ocean for such a vast country.


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