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よくある誤り・中級者編・語法(10)執筆A.Y.》

probably

* He won't probably be here on time. / He won't be here on time probably.
→ He probably won't be here on time. / Probably he won't be here on time.

probablyは通例助動詞・be動詞の後、一般動詞の前に位置しますが、この種の副詞は文修飾語なので否定語の支配圏内、つまり後には用いません。

なお、probablyもperhapsやmaybeも日本語では「たぶん」と訳されることが多いのですが、perhapsとmaybeは確率が「十中五以下」といった感じで、否定的なニュアンスのほうが強い語です。

それに対してprobablyは「十中八九」といった肯定的なニュアンスをもつ語であることに注意してください。

report

* The newspapers report on his death.
→ The newspapers report his death.

動詞のreportにはreport on the economic conditions in Europe(ヨーロッパの経済事情について報告する)のように自動詞用法がありますが、「新聞などが…について報道する」というときのreportは他動詞として用いるのがふつうです。

seem

* He seems a student.
→ He seems to be a student.

seem to beのto beは、後にくる語がHe seems (to be) honest.のように程度を表す形容詞では省略できますが、He seems to be single.のように段階的な意味を表さない語の場合は通例省略できません。

これは名詞の場合にも当てはまります。

上の例のstudentという名詞は程度を表すものではないので、to beを省略することはできません。

He seems (to be) an honest man.のように、程度を表す形容詞がついている場合にはto beを省略できます。

ちなみに、否定語はseemの前に置く場合が多く、特にインフォーマルではこの傾向が強いです。

He seems not to know.
→ He doesn't seem to know.

It seems that he wasn't lying.
→ It doesn't seem that he was lying.

suffer

* She suffered from acute pains.
→ She suffered acute pains.

sufferには「肉体的苦痛を経験する」という意味がありますが、このとき自動詞用法と他動詞用法があります。

他動詞の場合にはすぐ後にpainのような直接苦痛そのものを表す目的語がくるのに対して、自動詞の場合には前置詞fromを従えて、その後に病気のような間接的な意味をもつ語がくるのがふつうです。

He's been suffering from cancer for two years.


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