真剣に学習する人のみ募集 スパルタ英語・英会話のNCC綜合英語学院

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英単語あれこれ(26)執筆A.Y.》

big

この語は「大きい」とだけ捉えていたのではなかなか使いこなせません。

ここではbigという語のもつさまざまな顔を眺めることにしましょう。

big manとは「大物、有力者、お偉方」のことで、他にもa big fish in a little pond(お山の大将)の中のbig fishとか、big gun, big noise, big shotなど、いろいろな言い方があります。

look bigは「偉そうな顔をする」ことです。

big dayとは「大事な日」「大きな催しのある日」を指します。

have big ideasとは「(将来に向けて)大きいことを考えている、野心を抱いている」ことですが、What's the big idea?といえば「いったいどういうつもり(わけ)だ、何を考えているんだ」という不満の表明になります。

同じようにthink bigは「でかいことを考える、野望を抱く」ことをいいます。

big wordは「やたらに長くて難しい語」を指し、big talkは「ほら話、自慢話、大ぶろしき」のことで、その動詞表現がtalk big(ほらを吹く、自慢する、大言壮語する)です。

Thanks, that's big of you.というのは「それはどうもご親切に」ということですが、しばしば皮肉を込めて反語的にも使われます。

I'm not big on kids.のbe big onは「…に熱心(夢中)である、…が大好きである」という意味ですが、She's very big in Australia.のbigは「有名な」こと、「人気がある」ことを表しています。

make it bigは「大成功する」ことで、win big at the Derbyといえば「ダービーで大穴を当てる」ことです。

When they lose, they lose in a big way.のin a big wayは「大規模に、大々的に、派手に」という意味で強調に用いられます。

よく知られているIt's no big deal.(たいした事じゃないよ)のbig dealは「たいした事(物、人)」という意味です。

bigheadは「うぬぼれ(屋)」のことで、He's got a bighead.(彼はうぬぼれている、思い上がっている)のように用いられ、その形容詞はbigheadedです。

big mouthは「おしゃべりな人」「秘密をしゃべる人」を指し、open one's big mouthといえば「ペラペラしゃべる」こと、Me and my big mouth!といえば「あんなこと言うんじゃなかった、一言多かった、口は災いのもとだ」という意味です。

big nameは「有名人」のことで、その形容詞big-nameを用いてa big-name collegeといえば「有名大学」を指します。

big stickとは「(特に政治的または軍事的)圧力、脅威」のことで、use/wield a big stick(きびしく力(強権)をふるう)という表現で用います。

big timeとは「(ある分野や業界の)トップレベル(クラス)、一流」の状態を指し、そういうトップレベルの人をbig timer,トップレベルになることをmake/hit the big timeといいます。

またbig timeには「ごきげんな時」という意味もあって、have a big time(大いに愉快に過ごす)のように使います。

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<特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし>

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