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英米人の生活習慣に関心をもつ(2)《執筆A.Y.》

アメリカのデザートといったら真っ先に挙げられるのがapple pie(アップルパイ)です。

as American as apple pie(きわめてアメリカ的な)という表現があるほど、アップルパイはアメリカの最も伝統的なアメリカのお菓子として知られていますが、実はアップルパイの発祥の地はアメリカではないそうです。

アップルパイがアメリカ的な食べ物とされるようになったのは、植民地時代からワシントンやニューヨークの果樹園でりんごが豊富に栽培されていたからだといわれています。

テレビの出現とともに、TV dinner(テレビ食;熱を加えるだけですぐ食卓に出せる冷凍インスタント食品)が登場しました。

テレビを見ながらでも簡単に作れるところからこのように呼ばれています。

また、アメリカの食品会社は家族のメンバーがテレビの前でテレビを見ながら同時に食事ができるようにと考えました。

1980年代まで典型的なテレビ食は食べ終わるまでに20分ほどの時間がかかりましたが、それは30分番組の始まりから終わりまでの間に食事が済ませられるように考案されていたからだそうです。

1950年代にbackyard barbecue(裏庭のバーベキューパーティー)が流行しましたが、その主な要因となったのは、おそらく台所を抜け出したいという主婦の欲求だったといわれています。

今日郊外のライフスタイルの主流となっているバーベキューパーティーは、アメリカで広く普及している習慣です。

人々は祝日や誕生日、その他の特別の行事を祝うために集まってバーベキューパーティーを催します。

友人や職場の同僚たちが集まって夕食会などを催す場合、招待客たちはよく有り合わせの食べ物や飲み物を持ち寄ることを申し出ます。

このような夕食会はpotluck dinner(ポットラックディナー)と呼ばれています。

ポットラックディナーに持ち込まれる料理は「サラダないし野菜、そして鶏肉、ミートボール、ラザーニャ、あるいは特別なエスニック風のごちそうといったもの」です。

アメリカの野球観戦に欠かせない食べ物といったらhot dog(ホットドッグ)です。

もともとホットドッグはドイツでは「フランクフルター」と呼ばれていて、これが合衆国では初め「ダックスフンドソーセージ」という名前で販売されました。

このソーセージはニューヨークの、特に野球場で人気を博すようになりました。

男性の売り子たちはこのソーセージを温水タンクの中に入れて売っていたそうです。

映画館に行くアメリカ人にとって絶対必要なものになっているのがpopcorn(ポップコーン)です。

とうもろこしの実を焼いてはじけさせるのを最初に試みたのは、ポップコーンを食料としていたネイティブ・アメリカンでした。

1914年にポップコーンの販売がアイオワ州出身の若者によって始められ、次第に全国に波及し、1920年代になって映画館に持ち込まれました。

観客は上映中にポップコーンを食べたがりましたが、これを食べるときのサクサクという音のせいで他の観客の気が散ってしまうため、サイレント時代の映画館の支配人たちはこの習慣をやめさせようとしたそうです。

スポーツイベントや映画館で何よりアメリカ的な食べ物といえば、ホットドッグにコーラ、そしてice-cream cone(アイスクリームコーン;円錐形のウェハースに盛られたアイスクリーム)です。

初めてアイスクリームコーンが登場したのは、セントルイス万博のときで、このときアイスクリームを盛る皿を切らしたある売り子が、円錐形のワッフルにこれを入れて売り始めたのが最初といわれています。


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