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お薦め教材・中級者編・英作文(1)執筆A.Y.》

十分英語に触れているはずなのに、思うように発信ができないという人には、「書く」練習をすることが役に立ちます。

「読む」「聞く」をある程度やった人が突破口を開こうとするときには、英作文の練習が有効です。

つまり、英語を能動的に使ってみる練習をするのです。

英作文といっても、日本語を一語一語英語に直す「逐語訳」をするのではありません。

文字通り「英語の文を作る」練習をするのです。

一語一語にとらわれず全体の意味をくみとって英語にする「意訳」とするのです。

その日本語が何を言いたいのかを考え、その「意味」を英語で伝えるにはどんな言い方があるのかを考えることです。

そこで、英作文の参考書としてお薦めなのが次の本です。

「松本亨英作全集 第1巻〜第10巻/各\1,050 英友社」

これには一巻で800題、総計約8,000題の問題が収められています。

同じ著者には他に「書く英語」が基礎・実用・応用編とありますから、個人として、約1万題ほどの和文英訳問題を提供していることになります。

また、この種の参考書の問題文にかなり紋切り型のものが多い中で、この本の問題文はまったく自然な日本語でこの点も特筆すべきことです。

ただ、文法や概念といった面で、それほど整理されたものではないので、体系的に学習したい人は、自分自身で索引を作って整理することをおすすめします。

誰でも英文を書くときには、話すときよりも文法を意識するのではないでしょうか。

はじめから文法をまったく無視して書いていたのでは、なかなか進歩が見込めません。

できるだけ文法的に正しいものを書こうという意識を持っているのと、そうでないのとでは大きな違いがあります(もちろん、結果として文法的な間違いがあるというのなら仕方がありませんし、だれにだってそういうことはありえます)。

自分の書いた英文が文法的に正しいかどうか、不安になったときに確認できるように、頼りになる文法書を一冊は手もとに置いておきましょう。

ネイティブが日本人向けに書いた次のような本がお薦めです。

「ここがおかしい日本人の英文法/\1,575 T.D.ミントン著 研究社」

「発想の違いがまねく日本人英語のミス200/\1,529 ポール・ケリー 西村公正著 研究社」

これらの本は、日本人がとかく陥りがちな誤りを指摘し、英語を母語としない者にはなかなかわからない微妙なニュアンスを解説しています。

通読しても面白いのですが、各項目の内容を覚えることに多くの時間を割くよりも、ざっと目を通しておいて、必要が生じたら参照するといった使い方のほうが、時間の節約になるでしょう。


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