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英単語あれこれ(9)《執筆A.Y.》

aggressive

これまたよく指摘されることですが、日本の社会では、一般に人は控えめにしているのがよいとされています。

あまり目立たないようにして、しかも人から認められるのがよいことと考えられています。

一方アメリカ人は、対人関係や取引関係において非常に自己主張的(self-assertive=自分の立場や考えをきちんと主張する)であるように見えますし、また自分たちもそう認めています。

そういう性向を指してaggressiveという形容詞が使われることがよくあります。

これを「攻撃的」という日本語に訳すとピンときませんが、要するに自己主張的であることをいっているのです。

個人と個人がかかわりあいをもちながら(ときにはぶつかり合いながら)やっていく意識が強い社会なので、自己防衛なり自己発展のためにはどうしてもみなaggressiveになりがちですが、aggressiveであることは別にはしたないこととはみなされず、むしろよいこととされている社会なのです。

英米、とくにアメリカでは、わが子が自己主張できる子に育つことを親は期待し、学校も自己主張のできない人のためにassertion-training courseを設けて、その実現を目指して協力しています。

present

一般的に言って日本のほうが、贈り物をするようです。年に2回、お中元とお歳暮があります。

これらはいわば慣習化したもので、ふだんお世話になっている人や取引のある相手などにものを贈るのですが、じかに手渡さずに、デパートや有名店から配達してもらえばよいのです。

したがってこの贈り物は大人の間、さらに組織の間で行なわれるものです。

一方英米では、誕生日やクリスマスなどを除いて贈り物をすることはあまりありません。

誕生日やクリスマスのプレゼントは、純粋にその時期のことを祝ってあげるためのもので、相手が子供でも贈ります。

日本では贈り物を渡すときに「ほんのつまらないものですが」とか「お口に合わないかもしれませんが」などと卑下した言い方をしますが、英米ではI hope you like it.のようなポジティブな言い方をします。

なお、英米ではその場ですぐ贈り物の包みを開くのがふつうです。

また日本では、人の家を訪問するときに手土産を持って行ったりしますが、この手土産について、英米人はよく、その家の誰に持ってきたのかわからなくて困る、誰に持ってきたのかをはっきり言ってほしいとこぼすのだそうです。

ここにも英米人の個人主義がよく表れているといえるかもしれません。


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