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英単語あれこれ(5)《執筆A.Y.》

frank

よく指摘されることですが、日本人は、こう言ったらあの人の感情を害しないだろうかとか、あの人の期待に反することになるのではないか、という気持ちが先に立って、思うことや言いたいことも言わずに済ませる傾向があります。

アメリカ人などにはそれほどそういう感情はないようで、はっきりものを言いますし、そのことが人間関係を損なうことにはありません。

例えば、用事があってこちらから電話をかけたときに、もし相手の英米人にとりかかっている他のことがあれば、その英米人は"I have something to finish now. Could you call again later?"のようにはっきりと言います。

frankに対応する日本語として「率直な」では意味が弱く、「言いたいことを遠慮なく言う」ぐらいの方が近いでしょう。

ですから、外交交渉などでのThere was a frank exchange of views.という表現は、「双方が言いたいことを言い、結局合意に至らなかった」という意味のことが多いそうです。

proud

日本語では「妻を誇りに思っています」とか「息子を誇りに思っています」とはふつう言いません。

自分の身内のことは、たとえ心の中では誇りに思っていても、他人には言わないのです。

日本では自分のことや身内のことは謙遜した言い方をするのが社会的なルールとされているからです。

英語では"I'm proud of my wife."とか"I'm proud of my son. He is a bright student."のように言っても、別におかしくは思われません。

アメリカ人は勤め先の自分のデスクの上に、自分の家族の写真を飾っていることがよくありますが、その心理についてあるアメリカ人は、説明しにくいが一つには自分の家族に誇りをもっているからであると言っています。

uniform

日本人は自分のしていることが型におさまっていれば一応安心していられるところがあり、そういう型からできるだけはずれないようにしているところさえあります。

その典型的な例の一つが日本でよくみる制服です。

日本では幼稚園から一般企業まで制服を着る機会は多いし、日本人はそのことをあまり気にしていません。

英米でも軍隊や、病院・工場などでは衛生上および安全上の理由で制服を着ていますが、それ以外には制服を着ることはあまりありません。

例えば、デパートの店員も制服などはふつう着ていません。

学校でも一部のカトリック系の私立校では制服を着用していますが、服装規定(dress code)はあまり厳格ではありません。

一般に、制服の着用は「子供じみていて個性を損なう」と考えられているそうです。


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