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英語の比喩表現(26)《執筆A.Y.》

have a bone to pick with somebody

「つつく骨が1本ある」

a bone to pickというのは、一本の骨に食らいつく犬たちのイメージから、「話し合いを要するような論争点や不満の種」などを指します。

そこで、have a bone to pick with somebodyは「人と話をつけなければならないことがある、人に対して言いたいことがある」という意味です。

ユーモラスに使われることも多いです。

I have a bone to pick with you. Did you eat that chocolate mousse I was saving for my tea?

a bone of contention

「争いの骨」

前の表現と同様に、二匹の犬が一本の骨を奪い合うイメージから、「言い争いの種」を表わします。

The main bone of contention was deciding who would take care of the children after the divorce.

make no bones about (doing) something

「何の骨も作らない」

比喩的に「普通なら口ごもりそうなことを隠さずに言う」ことや「あることをためらわずに平気でする」ことを表わします。

この表現の起源は不明ですが、最も広く認められている説は次の通りです。

中世のヨーロッパでは、手の込んだ料理など庶民の食卓には縁遠く、料理用の鍋は高価だったので、庶民はたった一つの深鍋に、野菜などと一緒に、鶏の首、羽、足などを投げ込んで煮ることが多かった。

鍋は数時間も煮ると、骨が離れてシチューの中にまんべんなく散らばるので、注意深く骨を見つけてはそれを取り除いて食べる習慣があったというものです。

この表現の中のbonesは、料理を食べるときの妨げになる骨のことを指すと言われています。

He made no bones about his dissatisfaction with the service in the hotel.

the skeleton in the closet/cupboard

「戸棚の中の骸骨」

比喩的に「恥ずべき秘密」を指します。

この表現は次の物語に由来するとされています。

どんな家庭にも、外聞をはばかるような秘密が一つはあるものだが、あるときイギリスで、何一つ隠し事がない人間を探さないといけない事態が起きた。

そして、その捜査の過程でこの条件を完璧に満たす一人の婦人が浮かび上がった。

ところが、最後になってこの婦人は、調査員を二階へ案内しクローゼットを開けて見せると、そこには白骨化した人間の遺体が入れてあった。

するとこの婦人は「この骸骨は、実は私の元の恋人で、主人のライバルだった男です。

恋の決闘に敗れ殺されて、こんな姿になったのです」と説明したというものです。

If you want to be a successful politician, you can't afford to have too many skeletons in your cupboard.

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