損をしない英会話学校の解約(3)《執筆S.S.》

ケース2 受講期間の半分が残っているのに、受講回数や期間が短い契約は割高なので、半額を返金することはできないと言われた

チケット制の学校だと、例えば50回分よりも100回分まとめて購入する方が1回当たりの受講料金が安くなる、といった値段設定をよく見かけます。

また、チケット制でなくても、受講期間が長いほうが、授業1回当たりの受講料金が安くなる学校がほとんどです。

入会時、営業マンからそう言われて、ついつい回数が多いコースや期間が長い講座を申し込んでしまう方も多いのではないでしょうか。

しかし、何らかの都合で中途解約をしたいと思った場合、返金額の計算方法はどうなるのでしょうか。

このようなたとえ話から始めましょう。

定価1本100円のボールペンが、3本まとめて250円で売られていたので、それを3本250円で購入後、そのうちの1本だけを返品した場合には、単純に250円を3で割った約83円が返ってくるというわけにはいきません。

3本まとめて買ってはじめて250円になるわけですから、2本だけ購入するのであれば、定価で2本、つまり200円を支払うことになります。

したがって1本返した場合の返金額は、まとめ買いをしたときに支払った250円から、この200円を差し引いた50円になる、というのは当然のことだと皆さんも納得されるでしょう。

これを英会話学校に当てはめて、1年契約の人が半年で解約する場合について考えてみましょう。

例えば、半年契約で250,000円、1年契約だと450,000円という受講料金設定だとして、1年契約の人が半年で解約したときには、未受講分料金は450,000円÷2=225,000円であり、その20%の45,000円が解約手数料として引かれるで、返金額は180,000円になると考えるのが普通です。

このような計算方法を@とします。

しかし、それに対して学校側は、「半年契約の方から受講料金として250,000円をいただくのだから、あなたへの返金も、単純に450,000円を半分に割る計算というわけにはいかない、あなたは半年の受講料金250,000円分は消化している」と言ってくることが多いのです。

この場合、未受講分料金は450,000円−250,000円=200,000円となり、その20%の40,000円が解約手数料として引かれますから、返金学は160,000円になります。

このような計算方法をAとします。

最初のボールペンの話に納得された方は、この学校側の主張に対して「なるほど、そうだな」と思われることでしょう。

しかし、実は、英会話学校の返金計算方法には、前述のボールペンの話は当てはまらないのです。

受講済み分の金額は、受講料金総額を均等に割って計算し、それにもとづいて返金額を出さなければならないのです。

ここでは1年の半分の半年で解約するという例を挙げましたが、受講期間内のいつ解約しようとも、必ず均等割りになります。

したがって、上の例の場合には、Aではなくて、@の計算方法にしたがって、180,000円が戻ってくることになります。

すでにお気づきの方もいるかと思いますが、上の例で1年契約の人が半年で解約した場合、均等割りで計算すると半年分の受講料金が\225,000になり、元から半年契約で申し込んだ人の受講料金\250,000よりも、25,000円安くなるという、奇妙なことになっています。

このようなことが現実には起こりえるのです。


「損をしない英会話学校の解約(4)」へ続く


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