英語で何という?(4)《執筆A.Y.》

「よろしくお伝えください」

手紙や伝言で「ご家族のみなさんによろしくお伝えください」というのなら、この「よろしく」は「私からの最良のことばを伝えてください」と考えて、Please give/send my best regards to your family.(ここでのregardsはgood wishesつまり「ご多幸を願うことば」という意味)のように、Please give/send my best regards toを用います。

これはフォーマルな言い方で、親しい間柄でのインフォーマルな言い方としてはSay hello to your family.のような言い方が好まれます。

また、「母がよろしくと申しておりました」という場合なら、My mother gives / sends her regards.のほかに、My mother joins me in sending you all the best.(母は私とともにあなたの幸福と健康を祈っています)のように、join somebody in -ingの構文に、all the best(人にgood wishesを伝えるときに使う表現)を用いて表現します。

「〜以上」

日本語の「〜以上」とmore than 〜とでは意味するところが違います。

例えば、日本語の「100以上」というのは、100を含めた言い方ですが、more than one hundredというのは、100を含まない言い方です。

したがって、「100以上」を英訳する場合、厳密には「100かそれより多く」と考えて、one hundred or moreのように言う必要があります。

同じように考えて、「2つ以上」は、more than oneとしなければなりません。

「衣食住」

日本語での順番は「衣食住」ですが、英語では「食衣住」の順、つまりfood, clothing, and housingとなります。

なお、「住」は単に建物のことだけではなく住宅環境という意味合いを表わすためにhouseではなくhousingとします。

「一生懸命学ぶ」

これをstudy 〜 hardとは言えますが、learn 〜 hardとすることはできません。

「学ぶ」に当たる英語にはstudyとlearnがありますが、意味が異なります。

studyは「意識的に努力して勉強する」ことをいうのに対して、learnは「学習や経験などによって身につける」ということで、結果に重点があります。

ですから、その習得の過程における程度について云々することはできませんし、経験などによって自然に覚える場合にも用いるので、積極的な努力を表わす副詞であるhardとともに使うのは不自然です。

しかし、身につけたものの量を述べることはできますから、learn a lot of Englishというのはおかしくありません。


「英語で何という?(5)」へ続く


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