英語で何という?(3)《執筆A.Y.》

「いただきます」「ごちそうさま(でした)」

食前の「いただきます」に対応する英語表現はありません。あえて英訳すればThank you for this meal.(この食事をありがとうございます)I'll take this with thanks.(これをありがたくいただきます)などと表現するしかありませんが、英語ではこうは言いません。

他人を交えない、家族だけの食卓では、何も言わないで食べ始める人が多いのですが、キリスト教徒の中には食前(食後)の祈りをする人はいます。

神の恵みに対する感謝の祈りで、「いただきます」(「ごちそうさまでした」)に相当します。他人の家に招待された場合には、Thank you. It looks very good/delicious. Everything's so good. I don't know where to begin.などと言いながら食べ始めてもいいでしょう。

食事のあとの「ごちそうさま(でした)」に当たる決まった表現もありません。

家族だけの食卓では、食べ終わっても何も言わない人が多く、言うとしても、おいしかったとか、味がよかったとか、具体的に言う程度です。

他人の家に招待された場合なら、That was really delicious. Thank you (very much). I enjoyed the meal very much. It was delicious. You're a wonderful cook, Mrs. 〜.などの言い方が、「ごちそうさまでした」に相当するでしょう。

「言う」

日本語では「〜を言う」と言えても、それをそのまま英語でsay 〜と言えない場合がよくあります。

例えば、「好きなスポーツを言ってください」のような場合がその一つです。

これをWill you say your favorite sports?と言うことはできません。

say the word, say the name, say the answer, say one's opinion, say one's prayers/graceなどとは言えますが、sportsなどがsayの目的語になることはできません。

この場合の「言う」は単に口で言うというよりは「〜の名前を言う、名前をあげる」、あるいは「口頭で教える」ということですから、Will you name your favorite sports? Will you tell me what your favorite sports are?などと言うのが適切です。


「英語で何という?(4)」へ続く


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