よくある誤り・初心者編・助動詞《執筆A.Y.》

「火事の広がりが早かったがみんな逃げることができた」

*The fire spread quickly but everybody could escape.
→The fire spread quickly but everybody was able to escape.

単純に「できた=could」と考えたことから生じた誤りです。

couldは「〜する能力があった、いつも〜できた」という過去の能力だけを表わし、ある特定の状況において能力を発揮して実際にその行為をしたということを表わすことはできません。

それに対して、was/were able toはcouldの意味に加えて、「能力があって、かつ実際に行った」ということも表すことができます。

つまり、過去のある時点で「1回限りできた」ことはwas/were able to、ほかには、managed toやsucceeded in 〜ing、あるいは単に動詞の過去形を使って表すのです。

ただし、「できなかった」という否定文では、couldn'tもwas/were not able toもほぼ同じ意味です。

つまり、否定文では「1回限りできなかった」ことにもcouldを用います。

John played very well but he couldn't beat Bill.

(注)アメリカ英語では、実質的にcould=was/were able toとして用いる場合も多いようです。

「彼は見たいときにはいつでもテレビを見てよかった」

*He might watch television whenever he wished.
→He could (was allowed to) watch television whenever he wished.

これも、「〜してもよかった=might」と考えたことから生じた誤りです。

mightは「〜してもよかった」という過去の許可を表わしません。

代わりに、couldやwas/were allowed toを用います。

ここでも、上の例のように過去における一般的な許可はcouldでも表わせますが、過去のある時点での1回限りの許可を表わす場合にはcouldは使えません。

代わりにwas/were allowed toなどを用います。

I was allowed to meet her yesterday

ただし、時制の一致によるmayの過去形としてmightは従属節の中では許可の意味を表わします。

I said that he might go.(=I said, "He may go.")
「彼は行ってもよいと私は言った」


英会話学校/英会話スクール 英語学校/教室 東京新宿

<特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし>

NCCは当サイトのスポンサーです